9. みそマヨネーズと7を和える

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

ゆでた具材とみそマヨネーズを和えたらできあがりです!

「ざるにあげた野菜は、湯気が出ない程度に冷ましてから調味料と合わせましょう。冷める間に自然に水切りもできますよ。

お酒にも合うのでおもてなし料理としても重宝します。事前にゆでておいて、食べる直前に和えるといいですよ。でも冷蔵庫に入れると肉が固くなるので室温で保管してください」

根菜たっぷり!お酒にもごはんにも合うみそマヨ和え

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

材料を切って、ゆでて、和える。の3工程で、食物繊維たっぷりのひと皿ができあがりました。ゆっくりと加熱された豚バラ肉は、ふわりとやわらかなことに驚きます。

「豚バラ肉、キャベツ、ごぼう、それぞれの異なる食感や味がしっかり味わえるでしょう。ゆであがりの時間の違う食材を効率よく調理できるのがこのレシピの特徴です。ごぼうのかわりに同じ根菜のれんこんを入れたり、さやいんげんやアスパラガスで作ったり、いろいろな野菜で作ってみてほしいです」と、野永さん。

しその穂をあしらった美しい盛り付けは目にもうれしいですよね。ぜひ再現したい!と盛りつけのコツを伺ったところ、“杉盛り”といって杉の木のようにうず高く盛り付けること、トップに刻んだ唐辛子などの赤いものを飾ること、器いっぱいに盛り付けずに余白を生かすこと、の3つを教えていただきました。

最終回となる次回は「赤の他人丼」。豚バラ肉を使った丼ごはんです。お楽しみに!

取材協力
取材・文/古川あや
撮影/宮本信義

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