洗濯槽掃除に

洗濯槽のイヤなにおいの原因は、槽内に残った皮脂やカビなどの汚れ。45~50℃程度のお湯と重曹を洗濯槽に入れて洗いコースを設定後、半日程度放置してからすすぎ洗いをおこなうと、洗濯槽の汚れを落とすことができますよ。(※7)

※ドラム式洗濯機は溶け残った重曹が内部に詰まってしまうおそれがあるため、使用を避けてください。そのほかの洗濯機も取扱説明書を確認のうえ、ご使用ください。

ペーストにして使う

頑固な汚れに

鍋底や五徳などの頑固な焦げ汚れには、重曹ペーストがおすすめです。重曹と水を3:1の割合で混ぜ、汚れている箇所に塗りましょう。汚れが浮き上がるまで放置したら、スポンジでこすり落としてください。ほかにも、湯あかが付いた洗面器やお風呂の壁などの汚れにも効果的です。(※8)
▼重曹の使い方まとめ【掃除編】
使い方用途
粉のまま・茶渋や鍋の焦げ付きに
・消臭・除湿剤として利用
水に溶かす
(重曹小さじ1杯:水100cc)
・フローリングやお風呂の皮脂汚れに
・キッチンの軽い油汚れに
・洗濯洗剤にプラス
・洗濯槽掃除に使う
ペーストにして
(重曹3:水1)
・鍋底や五徳などの頑固な汚れに

重曹の主な使い方【調理編】

アク抜きに

重曹のアルカリ成分は山菜やごぼうなどの繊維をやわらかくする作用があり、アク抜きに活用できます。食材によってアク抜きの方法が異なりますが、水1Lに対して重曹を小さじ1杯程度加えてゆでたり浸けたりすると、エグミや苦みがなくなります。(※1)

肉をやわらかくするために

重曹水には、肉のたんぱく質を分解してやわらかくする効果があります。パサつきがちな鶏むね肉や硬くなりやすい塊肉を調理する際は、あらかじめ重曹水に浸けておくとワンランク上の味に仕上がりますよ。(※9)

膨張剤として

重曹は加熱すると横に膨らむ性質があります。蒸しパンやお好み焼きに加えると、ふんわりとした仕上がりに。なお、重曹を使うとベーキングパウダーにくらべてもっちりとした食感になるため、料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。(※1)
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