4. 付け合わせの空心菜を炒める

Photo by keiji okazaki

空心菜を食べやすい長さにカットし、葉の部分に砂糖ひとつまみ、塩ひとつまみ、白こしょう1振りをかけておきます。

茎の硬い部分を先に炒めて、少ししんなりしてきたら、鶏ガラスープ(30cc)、酒、残りの葉の部分を入れてさらに炒めます。

「炒める前、葉の部分に調味料をなじませておくと、手早く炒められますよ」

5. タレを作る

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(a)をフライパンに加えます。さらにごま油、水溶き片栗粉を入れて、とろみを付けます。

「ダマにならないようにするポイントは、一度沸騰させてから火を弱めて、少しずつ水溶き片栗粉を入れること。『火を強くしてから弱める』のというのがコツなんですよ」

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余熱で仕上げた肉を、食べやすいサイズにカットします。あらかじめ炊いておいたごはんを器に盛り、空心菜と肉をのせ、タレをかけて完成です。

カレーの風味とサクっと軽い衣が、夏の食卓にぴったり!

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厚切り肉とごはんで、ボリュームたっぷりです。肉をひと口ほおばれば、衣はサクっと中はしっとり。カレーの香りが食欲を刺激し、バクバク食べ進められます。

片栗粉のおかげで衣は軽くサクサク、さらに揚げ焼きなので油っぽくなく、非常に軽い口当たりです。

簡単な料理で済ませがちな時季ですが、たまにはスパイスと肉で、元気をチャージしてみてください。

最終回の30日(金)は、「レモン鶏とハーブのエスニック冷麺」を紹介

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7月の全5週にわたってお送りしてきた「爽快!夏ごはん」。最終回となる次週は、「レモン鶏とハーブのエスニック冷麺」のレシピをご紹介。

ハーブをふんだんに使った、爽やかな冷麺です。さらにレモン鶏は作り置きおかずとしても活躍する、一石二鳥のレシピ。身体の中から暑さを吹き飛ばしてくれるようなひと皿を、お楽しみに!

取材・文/島田みゆ
撮影/岡崎慶嗣
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取材協力

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レカマヤジフ 生胡椒専門店「アパッペマヤジフ」の新業態として2020年9月にオープンしたスパイスレストラン。ランチでは「新しいカレーを作る」をコンセプトにした唯一無二のカレーを、ディナーでは世界各国のスパイスを使ったコース料理を提供しています。ユニークなネーミングは、逆から読むとフジヤマカレ(ー)

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