天ぷらは練習あるのみ。習得して料理上級者へ

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宮代さんいわく「海老の仕込み、粉の作り方さえ覚えてしまえば大丈夫。油の温度感や引き上げどきは、回数をこなすことで感覚がつかめるはずです。基本を守って、何度も挑戦してください」とのこと。

突き詰めていくと、天ぷらは湿度の関係で夏と冬で衣の具合が変わるそう。もっといえば雨の日と晴れの日でも全然違うのだとか……。あらためて考えてみても、天ぷらの世界は奥深く、そして日本らしい繊細さを含んだ素晴らしいものですね。

むずかしい料理ではありますが、長引くおうち時間を活用して、とことん向き合ってみてはいかがでしょうか。食卓の幅が広がり、きっと料理がもっと楽しくなるはずですよ。
取材協力
取材・文/倉持美香(macaroni 編集部)
撮影/岩田知夏

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