ライター : 塚本 晴香

管理栄養士 / webライター

ケバブのカロリーと糖質量

重量カロリー糖質量
チキンケバブ1人前/鶏肉100g287kcal4.3g
ビーフケバブ1人前/182g510kcal5.0g
(※1,2)

ほかの料理と比べると

カロリー糖質量
ビーフケバブ280kcal2.8g
焼き鳥(タレ)197kcal3.5g
シュラスコ185kcal1.4g
タコス156kcal16.0g
※いずれも100gあたりの値です
(※2,3,4,5)
ケバブのカロリーや糖質量が高いのかどうか、ほかの料理と100gあたりで比較してみましょう。

100gあたりで比較すると、ビーフケバブのカロリーがもっとも高いことがわかります。これはほかの料理に比べて、ビーフケバブは使う牛肉の量が多いためです。また、タコスは小麦粉を原料とするトルティーヤで挟むので、糖質量が圧倒的に高いですね。

ケバブの栄養

栄養

  1. たんぱく質
  2. 脂質
  3. 食物繊維

たんぱく質

ビーフケバブ100gあたりには、たんぱく質が8.4g含まれています。

たんぱく質は、筋肉や臓器など私たちの身体を構成している大切な栄養素のひとつです。ほかにも、酵素やホルモンとなり代謝を担ったり、免疫機能にも関わったりしていますよ。肉や魚、たまご、乳製品に多く含まれ、不足すると抵抗力や筋力が低下するおそれも。(※2,6)

脂質

ビーフケバブ100gあたりには、脂質が24.8g含まれています。

脂質と聞けば、なるべく摂りたくないと思いますよね。ですが、脂質も生きていくためのエネルギー源として必要な栄養素です。皮下脂肪には、寒さから身体を守ったり、臓器を保護したりするはたらきもあります。ただし、エネルギーとして使われなかった脂質は、肥満をまねくおそれがあるため、摂り過ぎには注意しましょう。(※2,7)

食物繊維

ケバブにもさまざまな種類があり、焼き鳥のように串に刺したものから、回転させながら焼き、焼けた部分をそぎ切りにするものもあります。日本で馴染みがあるのは後者で、ピタパンと呼ばれるパンにキャベツやキュウリ、トマトなどの野菜と一緒に包むことが多いです。

野菜には不溶性食物繊維が豊富に含まれており、主に腸内環境を整えるはたらきがあります。また、水を吸収して膨らむことで、腸を刺激し便秘対策にも作用しますよ。(※8)
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