材料(作りやすい分量)

・ごはん……2合
・きゅうり……小1/2本
・梅干し……大1個
・すし酢(市販)……大さじ2杯
A しそ梅酢……小さじ1杯
A 砂糖……小さじ1杯
・鰹節……1袋
・海苔……2枚

作り方

1. 炊き立てのごはんにすし酢を合わせて酢飯を作る
2. Aを合わせ、1に混ぜ合わせて色づけする
3. きゅうりは縦に1/3~1/4本に切る
4. 梅干しは種を取り、果肉に鰹節を混ぜておく
5. 海苔は1/2に切る
5. 巻きすに海苔を置き、2を均一にのせ、きゅうりを置いて4を塗って巻く

人々の生活に寄り添う小鹿田焼

Photo by 中川政七商店

小鹿田焼の豆皿「白 刷毛目」。ほかに「飴 飛び鉋」「緑 櫛目」もある。すべて1,100円(税込)
「小鹿田焼は、大分県日田市の山あいにある小鹿田皿山地区で焼かれる陶器です。地元民から親しまれていたのですが、大正時代の民芸運動をきっかけに一躍注目を浴びるようになりました。きらびやかなものが美しいとされていた時代に、日常で使う道具にこそ美しさが宿っていると注目され、瞬く間に人気が高まったのです。

また小鹿田焼は、金属製の薄いヘラで付ける『飛びカンナ』と呼ばれる削り文様が特徴です。現在もひとつひとつ職人さんが手作りで模様を付けているので、窯元によって微妙に違う表情が楽しめるのも魅力。小鹿田焼ならではの繊細な柄が、料理を華やかにしてくれますよ」

副菜:【滋賀県】新生姜の甘酢漬け

Photo by あんりちこ

「笠原生姜が有名な滋賀県守山市笠原町では、江戸時代から続く伝統野菜としてその味が守られています。水分を多く含んだみずみずしい笠原生姜は、辛味が少なく香り高いのが特徴。種類にもよりますが、酢につけると10分もしないうちにきれいなピンク色に染まります。その様子を見ているのも楽しいです。

よく水分を絞って酢に漬ければ、冷蔵庫で1カ月ほどは持ちますよ。刻んだり和えたりとアレンジも多様なので、多めに作っておくと便利です」

材料(作りやすい分量)

・新生姜……100g
・すし酢(市販)……大さじ2杯

作り方

1. 生姜は薄くスライスする
2. 1をさっとゆでて、ざるにあげる(生姜っぽさを残すなら湯通しくらいでもOK)
3. 絞ってしっかりと水気を切り、すし酢に漬ける

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