4. 具材を準備する

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まさみ先生「2種類の具材をそれぞれボウルに入れ、混ぜておきましょう」

樋田「いなり寿司って、こんなにいろいろな具材と合わせることができるんですね。色鮮やかできれいです!」

5. 酢飯を作る

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まさみ先生「炊きたてのごはんをボウルにあけ、あらかじめ混ぜておいた(b)を加えて混ぜましょう」

樋田「はい!では加えていきます」

まさる先生
「ちょっと待った〜!こういうときは、しゃもじに酢をつたわせて、満遍なくごはんにかかるようにするといいよ!」

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まさみ先生 「では酢飯を一気に混ぜます。ここで混ぜすぎると米がべちゃっとして粘りが出てしまうので切るように混ぜましょう。さっくり混ぜたらボウルの溝にごはんを広げ、湯気が出なくなったらまたさっくり混ぜます。これを何度か繰り返しましょう」

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まさみ先生「粗熱が取れたら軽く握って形にしておくと、油揚げの中に米を詰める作業が簡単になります。酢飯を10等分し、手に水をつけてから俵型に軽く握って形を作りましょう」

ポイント

  1. 酢飯は切るように混ぜる
  2. 油揚げに詰める前に、酢飯を軽く握っておく

6. 酢飯を油揚げに詰める

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樋田「あれ?油揚げに水分が残っているな。ちょっと絞って……」

まさる先生「ちょっと待った〜!」

樋田「わぁ!今度は何がダメだったんでしょう?」

まさる先生「だしが染みているから、さっきのようにしっかり水分を切る必要はないんだ」

まさみ先生「そうですね。水分を絞りすぎてしまうと食感も悪くなってしまうので、両手で軽く挟み、ある程度の煮汁が絞れたらシワを伸ばして形を整えるくらいでOKですよ!」

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まさみ先生「油揚げの端を内側に少し折り込んだら、いよいよ酢飯を詰めていきます」

樋田「さっき俵形にしておいたので、すごく詰めやすいです!」

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まさみ先生「軽くふんわり握っておいたことで、形が整えやすくなりましたよね。酢飯を詰め終えたら、具材1と2を5個ずつのせて具材2にいりごまをふったら完成です!」

ポイント

  1. 油揚げに含まれた煮汁は絞りすぎない
  2. 油揚げの端は内側に少し折り込むときれいに見える

完成!

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樋田「いなり寿司って少し地味なイメージがありましたが、こうしてトッピングするとすごく華やかで食欲がそそられますね」

まさみ先生「彩りがきれいですよね。ではさっそく、いただきましょう!」

実食!先生たちのジャッジはいかに?

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樋田「わー!ごはんがふっくらしていてやさしい味ですね。どことなく懐かしい感じがして落ち着きます」

まさみ先生「うん!油揚げにしっかり味が染みわたっておいしくできましたね」

まさる先生「見た目もきれいだし、今の季節にちょうどいい!いなり寿司は意外と奥が深いでしょ?」

樋田「はい! 今回も勉強になりました!」

「オープンいなり」のおさらい

「いなり寿司は、じつは油抜きがとても重要な工程。上手く作るポイントは、ズバリ必要な工程を省かないことです!また、具材はお好きな物にアレンジしてOK。お子さんと一緒に食べるときは、お子さんが好きな具材に変えてみてくださいね。ひと手間加えてアレンジすれば、華やかなパーティー料理にもなりますよ」とまさみ先生。

工程が多くて面倒なイメージを持つ方も多いいなり寿司ですが、工程ひとつひとつはとてもシンプルで簡単で、すぐに作れそうでした。アレンジ次第で雰囲気が変わるのも楽しいので、運動会やピクニックのお弁当など、これからの季節にたくさん活躍してくれるレシピだと思います。ぜひ作ってみてくださいね。

作り方

  1. 米を炊く
  2. 油揚げの下処理をする
  3. 油揚げを煮る
  4. 具材を準備する
  5. 酢飯を作る
  6. 酢飯を油揚げに詰める

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