Name: 最古の「なます」はご馳走だった!? 再現するための料理法まで詳しく紹介！【歴史ごはん～学んでおいしい食文化】#2
Cuisine: 日本

・鯛の切り身……10枚（刺身用にスライスされたものでOK）
・菜の花……1/2束（塩ゆでし冷水で〆て水気をとってから3cm位に切っておく）
・人参……1/4本（千切りし水にさらしてから、しっかり水気をとっておく）
・玉ねぎ……1/4個（薄切りし水にさらしてから、しっかり水気をとっておく）
・煎り酒……60cc（市販のものでOK）
・梅干し……3～4個（タネをとり、皮と果肉をすり潰しておく）

作り方

Photo by macaroni

1. ボウルに煎り酒と梅干し（すり潰したもの）を入れ、よく混ぜて馴染ませる

2. 1に菜の花、人参、玉ねぎを入れ、しっかり和える

3. 2に鯛の切り身を入れ、やさしく和えて全体と馴染ませる

4. 器に盛り付け、ソースがボウルに残っていたら、上からかけて完成

macoroni風「なます」2｜鶏のささみ洋風なます

Photo by macaroni

材料（2人前）

・鶏ささみ……200g
・玉ねぎ……1/2個（薄切りにし水にさらしてから、しっかり水気をとっておく）
・大葉……3枚（千切りにしておく）
・マヨネーズ……大さじ2杯
・みりん……大さじ1杯
・白出汁……大さじ2杯（市販のものでOK）
・明太子……大さじ1枚（市販のチューブタイプが便利です）

Photo by macaroni

作り方

1. 鶏ささみのスジをとって湯通しし（15～30秒）、冷水で〆てから、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き、薄くそぎ切りにする

2. ボウルにマヨネーズ、みりん、白出汁、明太子を入れ、よく混ぜて馴染ませる

3. 2に1を入れしっかりと和えたあとに、玉ねぎと大葉を入れ、やさしく和え全体と馴染ませる

4. 器に盛り付け、ソースがボウルに残っていたら、上からかけて完成

春野菜と合わせて好みの「なます」を食卓に

macaroni風「なます」いかがでしたか。切り身と副材をソースに和えて食べる、このスタイルで、ご自分のお好みの切り身と野菜に、オリジナルのソースを作って和えればどんどんレパートリーが増えていきますね。春野菜がおいしくなる季節です。あなた好みのオリジナル「なます」をレパートリーに加えて、春らしい食卓づくりに役立てましょう。

【参考文献】
※1 『復元万葉びとのたべもの～奈良時代にさかのぼる食文化の形成』｜株式会社みき書房1986年刊
※2 『日本料理とは何か（和食文化の源流と展開）』｜（社）農村漁村文化協会2016年刊