5. 水を加える

卵は熱を加えると固まり、冷めるとより硬くなります。 そこで、卵1個に対して大さじ1の水を加えれば、卵のタンパク質の凝固作用が緩くなり、熱を通しても柔らかくフワフワの仕上がりになります。

牛乳で代用しても構いませんが、牛乳は焼き色がつきやすいので、表面を綺麗な卵色にしたい場合は、水がおすすめです。

材料(1人分)

Photo by たまごソムリエ友加里

作り方

1.卵を溶きほぐし、水・砂糖・塩を加える

ボウルに卵がはいっている様子

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卵をボウルに割り入れ、水、砂糖、塩を加えてよく混ぜます。
卵液をこしている様子

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見た目を綺麗にしたい場合は、茶漉しで卵液をこします。 このひと手間で、白身のかたまりがなくなります。

2.フライパンにバターとサラダ油を加え温める

フライパンにバターとサラダ油を温めている様子

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フライパンにバターと油を同時に入れ、バターを溶かします。

3.卵液を流し込む

卵液をフライパンにいれている様子

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バター溶けたら、火加減を中火にします。 卵液を一気に流し込みます。

4.ゴムベラで卵液を大きくかき混ぜる

卵液をゴムベラで混ぜている様子

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フライパンの縁から卵液が固まってきます。固まった部分からゴムベラを使い、卵を剥がし、固まっていない卵液部分と一緒にかき混ぜます。 素早くやることで、よりふわっとしたオムレツを作れます。

5.オムレツの形を作る

オムレツの形を整えている様子

Photo by たまごソムリエ友加里

ふわふわ卵に仕上がったら、15〜20秒ほどおいて表面の薄皮を作ります。 手前の卵を奥に折り込みオムレツの形を作ります。
オムレツの形を整えている様子

Photo by たまごソムリエ友加里

奥側も同様に、扇形になるよう形を作ります。

6.オムレツをひっくり返す

オムレツをひっくり返している様子

Photo by たまごソムリエ友加里

形を作ったらフライパンの端にオムレツを寄せて少し形を整えます。 ゴムベラをオムレツの下に添え、フライパンとゴムベラを同時に返します。

7.裏側を焼く

オムレツの裏面を焼いている様子

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ひっくり返したあとは、裏面を15〜20秒ほど焼きます。 皿に移して完成です。

レシピの栄養価(1人分)

エネルギー……266kcal
たんぱく質……12.3g
脂質……22.4g
糖質……6.5g
食塩相当量……1.5g

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年

保存期間・保存方法

オムレツはでき立てが一番おいしく、ふわふわの食感を楽しめます。そのため、冷蔵や冷凍保存はおすすめしません。

時間が経つと余熱でふわふわの卵が固くなるので、できあがったらすぐに召し上がってくださいね。

たまごソムリエおすすめ!オムレツのリメイクレシピ2品

1. うま味たっぷり。ベーコンとピーマンのオムレツ

Photo by たまごソムリエ友加里

ベーコンと粉チーズ、ピーマンを卵液に加えて一緒に焼くだけのレシピ。粉チーズは卵にコクがプラスされて、とてもおいしくなりますよ。

ベーコンはハムでも問題ありません。また、ピーマンは、お好みの野菜で代用していただいても構いませんよ。トマトソースと相性抜群。大人から子どもまで楽しめるひと品です。

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