現地に行けない今、おうちで「濃い」旅行体験を♪

Photo by よねごはん

参加者の方からの「毎年同じ魚を使っても気温の違いなどで味は変わるのか?」という質問には「味を比べてみると多少の差はある。ただ、樽ごとの味のバランスを見てブレンドしているので、大きな差は出ないようにしている」と吉岡さん。

また、山梨からご参加の方の「久しぶりに海を感じられ、魚醤の作り方も詳しく聞くことができて良い経験なった」というコメントには、「遠く離れた場所で魚醤を味わってもらえて、小値賀島の魅力が伝わっていたら嬉しい」という言葉をいただきました。

吉岡さんの、小値賀島と海への愛が画面越しでもとても感じられ、あっという間の2時間でした。


現地からの贈り物を事前に受け取り、ワクワクしながら当日を待つ。

いざイベントが始まると、普段なかなか聞くことのできない生産者の方の想いや商品のストーリーに触れられて、実際に食べることもできる。疑問はその場で質問でき、ほかの人の質疑応答から得られることも多い。

自由に旅行に行くことがむずかしい今、オンラインで旅をして「コロナが落ち着いたら行きたい場所」を見つけて、現地の人とのつながりを作ることは、新しい旅の楽しみ方のひとつだと思っています。

実際に行く前からその土地に愛着を持てると、旅行そのものが何倍も思い出深いものになるのだろうな、と今からワクワクが止まりません!

さて次回は、鹿児島で唯一無二の麦味噌を醸す方の元へ旅する予定です。ぜひお楽しみに♪

文/米村 さおり(発酵マイスター)
編集/高倉 遼(macaroni編集部)
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