ライター : 佐々木 梓

管理栄養士

お米ダイエットは食べるだけでは痩せない

この記事では、お米ダイエットの方法についてご紹介しますが、お米を食べるだけで痩せるというわけではありません。特定の食品だけを食べるダイエットは、体に必要な栄養素が不足し、便秘や貧血などの症状が出ることもあります。

ダイエットを成功させるためには、規則正しい食生活と適度な運動を意識しながらお米を摂り入れ、長期的な目線で続けるようにしましょう。(※1)

お米ダイエットの効果

効果

  1. 腹持ちが良い
  2. 便秘対策に役立つ
  3. むくみ解消に役立つ

腹持ちがよい

小麦を「粉」にして作るパンや麺類よりも、お米を「粒」のまま炊飯したごはんのほうが、消化に時間がかかるため、腹持ちが良く間食を控えられます。

また、よく噛んで食べることで満腹感が得られるほか、食後血糖値の上昇を抑えられますよ。(※2,3,4)

便秘対策に役立つ

お米に含まれる不溶性食物繊維は、消化・吸収されずに腸まで届く栄養素。腸内で水分を吸収して膨らみ、便を増やす作用があります。腸が刺激されることで排便が促されるため、便秘に悩む方は積極的に摂りたい栄養素です。

また腸内善玉菌のエサになるという特徴も。腸内善玉菌の増加につながり、腸内環境を整えてくれます。(※5,6)

むくみ解消に役立つ

パンは製造される過程で塩分が入りますが、お米をそのまま炊いたごはんには塩分が含まれません。塩分は、水分を抱え込む作用があることが特徴です。

塩分の多い食品を摂り過ぎてしまうと、余分な水分が体の中に溜まり、むくみの原因になります。お米を主食に選ぶことで、塩分の摂取量を抑えられますよ。(※5,7)

お米ダイエットのやり方

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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