ライター : FOODIE

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この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
卵をたっぷりと使った、甘くしっとりとした伊達巻き。おせち料理のなかでも人気の1品です。ですが手作りするとなると、特別な道具や材料をそろえたり、技術的にハードルが高そうだったりして、市販品に頼りがちですよね。
そこで今回、身近な道具や材料を使って、初心者でも簡単に作れるレシピをご紹介します。教えていただくのは、東京・四谷三丁目にある日本料理店<鈴なり>店主・村田明彦さん。ミシュラン1ツ星を獲得した経歴をもつ名店です!
※こちらの記事は三越伊勢丹オンラインストアの特集記事より流用、一部編集・加筆をして掲載しています。

これが村田流! 伊達巻きのポイント

プロは家庭用より大きめの銅製の卵焼き器を使って焼きますが、今回は家庭用の卵焼き器を使ったレシピでご紹介します。市販品よりも小さめサイズに仕上げるので、初心者でも簡単に焼くことができます。

◆市販のはんぺんで簡単に作る

<鈴なり>では魚のすり身やつくね芋を使って作りますが、一般的には手に入りにくい食材です。代わりに魚のすり身でできた「はんぺん」を使って簡単に作ります。

◆えびを加えてうまみをアップ

えびを使用することで、うまみが加わります。関西地方では伊達巻きにだし汁を使ったレシピが多く見られますが、今回のレシピではだし汁は使いません。

◆弱火でじっくり蒸し焼きにする

焼き方がいちばん大切なポイント。生地に火が通るまえに焦げてしまわないよう、アルミ箔でフタをして、弱火でじっくり蒸し焼きにします。 

◆熱いうちにシロップを塗ってから巻く

生地が熱いうちに形を整えることが大切。生地が焼けたら熱いうちにシロップを塗って素早く巻き、上品な甘みとしっとり感をプラスするのが村田流です!

えびの風味がふわっと香る「伊達巻き」レシピ

材料(内寸18cm×13cmの卵焼き器2本分)

作り方

1.えびは下処理をする

えびは背に切り目を入れ、背ワタを取り除く。ボウルに水150mlと酒大さじ2(ともに分量外)を合わせ、えびを入れてさっと洗い、キッチンペーパーで水気をおさえる。
「酒を入れた水のことを『玉酒』と呼びます。玉酒でえびを洗うと、うまみを逃がさず臭みを取り除くことができます」

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