くぐつ草カレーセット

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,980円(税込)
カレー・サラダ・ドリンクがついたセットが圧倒的におすすめ。注目は、創業当時から製法を変えていないカレー。ライスの上のレーズンの配置も、サラダにのった3つのパスタも、鳥の姿にカッティングされた人参も、何ひとつ変わっていません。

一見、ベーシックなカレーのようですが、よく見るとコリアンダーシードがビックリするほどたくさん。10種のスパイスを炒って香りを出してから、麻袋に入れて煮込むのだそうです。

玉ねぎのしっかりした甘みととろみ、スパイスのザクザク感、レーズンの食感、それらの対比がひそやかな個性を醸し出していますね。

コーヒーは深煎りを。この店の深煎りは本当においしい。アロマが強くてとても好み。お店の独特な雰囲気が、またそのおいしさを引き立てています。

レアチーズケーキ

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

800円(税込)
特別な空間にもう少しいたいなら、レアチーズケーキを追加しましょう。ババロアのような食感に濃厚な酸味。スパイシーなカレーのあとでも、深煎りコーヒーのお供としても、決して引けを取らない存在感がある味わいなのです。
店舗情報

【5位】東京カフェカレー文化のパイオニア「まめ蔵」(4.1pt /759クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1978年のオープン以来、「カレーを目当てにカフェに行く」というカフェカレーのシーンを開拓。下北沢「茄子おやじ」、国立「いんでぃ庵」など、各地に“まめ蔵系”と呼ばれるカレーの名店たちを生み出した、まさにカフェカレー界の大御所です。

3日かけて煮込んだコク深いカレーは、開店以来変わらぬ味。そんな同店のオーナーは、南椌椌(みなみくうくう)という名で絵本やテラコッタ(素焼き)の作家活動をしており、その絵は店内にも飾られています。

スペシャルカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,350円(税込)
具材がいろいろ選べる「まめ蔵」。“迷ったら全部の法則”でいくならこちらがおすすめです。肉(ビーフ・ポーク・チキンから選択)・やさい・豆まめ・ゆで玉子のミックスという贅沢仕立てのカレー。

辛さは抑えめでコクたっぷりのカレーに、具材それぞれの食感が入り混じり、ここにしかない魅力にあふれたひと皿になっています。

チキンカレー

Photo by macaroni

1,050円(税込)
リーズナブルな定番メニューがチキンカレー。大きめな鶏肉がごろっと入っています。スプーンで簡単にほぐせるほどのやわらかさで、コクのあるカレーに旨みをプラスしてくれます。

具材は少なめですが、非常に満足度の高い名カレー。そのほか、豆まめカレーや平日限定のきのこカレーなど、さまざまな具材とカレーの組み合わせを楽しめますよ。
店舗情報

【4位】吉祥寺スパイスカレーの草分け「リトルスパイス」(4.2pt /210クチコミ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

カフェカレー文化が花開いた吉祥寺にありながら、独自のスタンスで知られる個性派店。インドやスリランカのスパイス料理をベースにしたカレーをいただけるお店で、オープンは2004年。昨今流行っているスパイスカレーの先達と言えるでしょう。

カレーは、キーマからレバーを使ったブナカレーまでいろいろ。すべて仕込みが別というこだわりようです。

ちょっと通好みな映画タイトルが並ぶ店内は居心地がよく、お酒がリーズナブルなのも嬉しいポイント。夜は売り切れ次第閉店のときもあるので、早めの訪問をおすすめします。
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