ライター : macaroni 編集部

macaroniスタッフがリレー形式で「だるい日」に作るメニューを紹介するこの企画。第4回目は、新婚ホヤホヤのカメラ女子、編集部員Sの食卓を公開します。

記事を書いたのはこの人

macaroni 編集部 カメラマン / さねやん @chan.sane
結婚4カ月目の料理を愛する熱血カメラマン。連日新妻エプロンでキッチンに立ち、筋トレ大好きな夫のために愛情たっぷり栄養バランスの取れた食事を作っている……かと思いきや、仕事に追われ料理をする時間もなく……。手抜きと思われなさそうなメニューで毎日を切り抜ける。

新婚家庭の「だるい日ごはん」は?

料理好きと言う割には、毎日だるいくらいに思ってます(笑)。ひとりで暮らしていたときは、自分の体調に合わせて(という名目で)食べないことも多かったのですが、誰かと一緒に暮らすとなるとそうもいかない。今夜は何を作ろうか。

でもまー、とりあえず5分休憩してからでいっか。あ、お母さんにLINE返さなきゃ。あ!あのマンガの続き読んでなかったなー……。うーん。献立考えるのはちょっとお茶飲んでからー。

……そんな怠け者のわたしの「だるい日ごはん」は、パパッと味付けがこだわりポイント。夫のためとはいえ、「食材を刻む」が、頑張るギリギリのライン(笑)。使い慣れた調味料に味付けのすべてを委ねます。

我が家のとある「だるい日」朝ごはん

Photo by chansane

・ハニーベーコントースト

とある日の我が家の朝食がこちら。この連載第2回に登場したみかりんに教わったメニューです。ベーコン&チーズの王道の組み合わせに、ハチミツとブラックペッパーをプラス!これがまた甘じょっぱくておいしいんですよ。

なんだか一見オシャレそうなんですが、違うんですよ。バターを切るのも包丁が汚れてめんどくさいし、ジャムを塗るのだってスプーンを洗わなきゃいけないからめんどくさい。でも朝は腹持ちのするメニューをしっかり食べときたい。そんな日はもう絶対これです。

Photo by chansane

凍ったままの冷凍食パンに、4枚パックになってるベーコンをそのままどん。ピザ用チーズをザザザとかけて、トースターでチン。あとは好きなだけハチミツとブラックペッパーをかけたらおしまい。本当はバターを塗ったほうがおいしいんですが、やっぱりめんどくさいので割愛。チーズは間違えて冷凍しちゃってたので、ガッチガチに固まってました。仕事仲間には見せられないくらい、私生活はポンコツです(笑)。

Photo by chansane

パンが焼ける間に昼食と夕食の下準備。昼食用にはネギ、ミョウガ、大葉、きゅうり、ショウガをザクザク刻んで、冷蔵庫に残っていたローストチキンとミニトマトをボウルの中で和えておきます。夕食用の焼きなすは、焼けたらバットに取ってほったらかし。それぞれラップをして冷蔵庫で保管しておきます。刻みが荒く見えるのは気のせいですよ。

我が家のとある「だるい日」お昼ごはん

Photo by chansane

・ネオそうめん

わたし、薬味が好きで好きで。スタンダードにめんつゆに浸けて食べるそうめんも好きですが、それに飽きたらこれです。

カッコつけて「ネオ」とか言っちゃってますが、ゆでたそうめんをお皿に盛り付けて、朝作っておいた薬味オールスターズをいい感じに盛り付けて、めんつゆとごま油を上からかけるだけ。さっぱりしてるのにコクのある味わいで、薬味の香りが食欲をそそります。後半は寿司酢やブラックペッパーで味変するときも。しかし、夫の分は大盛りが過ぎますね……。

Photo by chansane

だるくても、だるくなくてもほぼ毎日食べるのが梅干し。消費量が半端ないので、今年は自分で浸けてみました。本当は1年くらい寝かせほうがいいらしいのですが、待ちきれなくて週に3回は自家製の梅干しを食べています。

我が家のとある「だるい日」晩ごはん

Photo by chansane

・源たれ炒め
・焼きなす
・冷奴
・新甘泉(鳥取の梨)

この日はヘロヘロだったので、ご飯を炊く気力もなくて白米なしにしたらお味噌汁も脱落しました。予定していた生ハムといちじくのサラダも脱落したので色味ゼロの食卓です(笑)。

Photo by chansane

メインは夫の実家がある青森ではおなじみの「源たれ」を使った野菜炒め。しょうゆベースの焼肉だれで、ニンニクやショウガも入ってるのでこれ一本で味付けが完了します。冷奴の薬味は昼間の残りで、焼きなすは朝焼いておいたのを皮むいただけ。デザートはわたしのふるさと・鳥取のブランド梨「新甘泉(しんかんせん)」です。シャリっとした歯触りとほとばしる甘さは一度食べたら忘れられない味ですよ。

macaroniメンバーたちのおいしい簡単ごはんを今後もお楽しみに♪

こちらからは以上です。要するに我が家の食卓はごま油とめんつゆ、源たれでできているというお話でした。なんて赤裸々……。

たまに外食するのもいいけど、「今日こんなことがあった、あんなことがあった」って夫婦で取り留めもない話をするのは、やっぱりおうちで自分たちが作ったごはんを食べながら、というのがいいなって思うんです。味付けにこだわって目新しいメニューを作って疲れるくらいなら、使い慣れた調味料で味をパパッと決めてささっとパワーチャージ!

このあとも、macaroniメンバーが簡単だけどおいしいごはんを続々更新していきます。macaroniメンバーの「だるい日ごはん」連載が、毎日を頑張るみなさんのヒントになりますように。
写真・文/實重 かおり(macaroni編集部)

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