ライター : 笹田 実希

管理栄養士

行政栄養士として、学校や病院などの給食施設で働く栄養士と連携し地域住民の栄養改善業務を行う。現在はライターとして身近で役立つ健康・栄養情報を発信している。

カニの栄養や効能について

たんぱく質

カニ100gあたりのたんぱく質含有量は、13.9gです。

たんぱく質は、筋肉、皮膚、髪の毛など、体を構成する主要な栄養素です。ほかにも、生命維持に欠かせないホルモンや酵素、抗体などの構成成分となり、体の機能を調節するはたらきがあります。不足すると体力や免疫力の低下などが引き起こされるため、毎日の摂取が大切です。(※1,2)

亜鉛

カニ100gあたりの亜鉛含有量は、2.6mgです。

亜鉛には、皮膚の健康維持を助ける、味覚を正常に保つなどのはたらきがあります。ミネラルに分類される亜鉛は、体内で合成することができず、食品から摂取する必要がある栄養素です。亜鉛の吸収率を高めてくれる、動物性たんぱく質と合わせて摂るのがおすすめです。(※1,3,4)

カニ100gあたりの銅含有量は、0.35mgです。

銅には、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助けたり、酵素として骨の形成を助けたりするはたらきがあります。銅を多くむ食品は、牡蠣やするめといった魚介類のほか、ナッツやココアなど。ヘモグロビンを作るために必要な、鉄を運ぶ役割を担っており、極端に不足すると貧血を引き起こすこともあります。

ただし、サプリメントから大量に摂取すると健康を害するおそれがあり、注意が必要です。(※1,5)

ビタミンB12

カニ100gあたりのビタミンB12含有量は、4.3μgです。

ビタミンB12は、酵素のはたらき助ける補酵素として、たんぱく質や核酸の合成、アミノ酸や脂肪酸の代謝に関わっています。骨髄で正常な赤血球をつくるはたらきをもつ、水に溶ける水溶性ビタミンです。魚介類やレバーなどの動物性食品に多く含まれます。(※1,6)

ナイアシン

カニ100gあたりのナイアシン含有量は、8.0mgです。

ナイアシンはビタミンB群の仲間で、三大栄養素からエネルギーを産生するときに、補酵素としてはたらきます。不足すると、食欲不振、皮膚の発疹などを引き起こすことが。サプリメントなどにより過剰に摂りすぎると消化不良、肝臓の障害が起きるため、食品から適切に摂りたい栄養素です。(※1,7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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