目次
小見出しも全て表示
閉じる
カニの栄養と効果効能
カニの栄養
- からだ作りに欠かせない「たんぱく質」
- 生体のはたらきの維持に必要な「亜鉛」
- 骨や歯の形成・維持に役立つ「カルシウム」
- 貧血対策に役立つ「銅」
- 体内で酵素のはたらきを助ける「ビタミンB12」
- エネルギー産生や皮膚の健康維持を支える「ナイアシン」
- コレステロールの消費に役立つ「タウリン」
- 抗酸化作用のある「アスタキサンチン」
からだ作りに欠かせない「たんぱく質」
カニ100gあたりのたんぱく質含有量は、13.9gです。たんぱく質は筋肉や皮膚、髪の毛など体を構成する主要な栄養素です。
ほかにも生命維持に欠かせないホルモンや酵素、抗体などの構成成分となり、体の機能を調節するはたらきがあります。不足すると体力や免疫力の低下などが引き起こされるため、毎日の摂取が大切です。(※1,2)
ほかにも生命維持に欠かせないホルモンや酵素、抗体などの構成成分となり、体の機能を調節するはたらきがあります。不足すると体力や免疫力の低下などが引き起こされるため、毎日の摂取が大切です。(※1,2)
生体のはたらきの維持に必要な「亜鉛」
カニ100gあたりの亜鉛含有量は、2.6mgです。亜鉛には、皮膚の健康維持を助ける、味覚を正常に保つなどのはたらきがあります。
ミネラルに分類される亜鉛は、体内で合成することができず、食品から摂取する必要がある栄養素です。亜鉛の吸収率を高めてくれる、動物性たんぱく質と合わせて摂るのがおすすめです。(※1,3,4)
ミネラルに分類される亜鉛は、体内で合成することができず、食品から摂取する必要がある栄養素です。亜鉛の吸収率を高めてくれる、動物性たんぱく質と合わせて摂るのがおすすめです。(※1,3,4)
骨や歯の形成・維持に役立つ「カルシウム」
カニ100gには90mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨格を構成する重要な栄養成分で、体の中では主に骨や歯に含まれています。不足すると骨が十分に成長しなくなってしまいますよ。
ビタミンDが不足したり、運動不足で骨への負荷が少なくなったりすると、カルシウムを摂取してもがうまく吸収されないことがあるので注意しましょう。(※1,5)
ビタミンDが不足したり、運動不足で骨への負荷が少なくなったりすると、カルシウムを摂取してもがうまく吸収されないことがあるので注意しましょう。(※1,5)
貧血対策に役立つ「銅」
カニ100gあたりの銅含有量は、0.35mgです。銅には、鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助けたり、酵素として骨の形成を助けたりするはたらきがあります。
銅を多くむ食品は、牡蠣やするめといった魚介類のほか、ナッツやココアなど。ヘモグロビンを作るために必要な、鉄を運ぶ役割を担っており、極端に不足すると貧血を引き起こすこともあります。ただし、サプリメントから大量に摂取すると健康を害するおそれがあり、注意が必要です。(※1,6)
銅を多くむ食品は、牡蠣やするめといった魚介類のほか、ナッツやココアなど。ヘモグロビンを作るために必要な、鉄を運ぶ役割を担っており、極端に不足すると貧血を引き起こすこともあります。ただし、サプリメントから大量に摂取すると健康を害するおそれがあり、注意が必要です。(※1,6)
体内で酵素のはたらきを助ける「ビタミンB12」
カニ100gあたりのビタミンB12含有量は、4.3μgです。ビタミンB12は、酵素のはたらき助ける補酵素として、たんぱく質や核酸の合成、アミノ酸や脂肪酸の代謝に関わっています。
骨髄で正常な赤血球を作るはたらきをもち、水に溶けるビタミンです。魚介類やレバーなどの動物性食品に多く含まれます。(※1,7)
骨髄で正常な赤血球を作るはたらきをもち、水に溶けるビタミンです。魚介類やレバーなどの動物性食品に多く含まれます。(※1,7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。