ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

夏バテを防ぐための注意点とポイント

この記事では、栄養素の観点から夏バテ対策に役立つ食材をご紹介しますが、その食材を食べていれば完全に夏バテを防げる、というわけではありません。

暑さの厳しい夏に体調を管理するには、バランスのとれた食事や質の良い睡眠といった、規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。食材のもつ栄養素のはたらきを知り、食欲の落ちる夏の献立を考える際に役立ててくださいね。

夏バテを防ぐための食べ物

豚肉

豚肉は、ビタミンB1が豊富に含まれていることで知られています。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。

暑い夏はそうめんやそばだけなど、糖質中心の食事になりがち。ビタミンB1が不足していると、糖質をエネルギーに変えるはたらきが十分に作用せず、疲れやだるさを感じることがあります。夏は肉類のなかでも、豚肉を意識して摂るのがおすすめです。(※1)

まぐろ

まぐろには、エネルギー代謝にかかわるビタミンB群が多く含まれています。ビタミンB群は、代謝がスムーズにおこなわれるようサポートするはたらきがあり、効率よくエネルギーを生み出すために必要な栄養素です。

また、水溶性ビタミンであるため、毎日摂取することが大切。まぐろはバランスよくビタミンB群を含みます。特に赤身に多いとされていますよ。(※2)

卵は完全栄養食品とよばれるほど、栄養豊富な食材です。その理由は、たんぱく質の質を表す指標である「アミノ酸スコア」が満点の100であること。これは、1種類でも欠けてしまうと健康な体を維持できなくなる「必須アミノ酸」が、バランス良く含まれていることを表しています。

卵はいろいろな料理にアレンジしやすく、ゆで卵や目玉焼きといった単品料理にもなるため、たんぱく質の不足しがちな夏の食事に積極的に取り入れましょう。(※3)

にら

スタミナがつくイメージのあるにらには、強いにおいのもとである「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは、ビタミンB1と結びつき、その吸収を高める作用があります。さらに、水溶性ビタミンであるビタミンB1を体内に長くとどめて、作用を持続させるという役割も。スタミナ食材のイメージは、このはたらきによるものといわれています。(※1,4)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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