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1〜3月に収穫される「晩生(おくて)」
旬の最後に収穫される「晩生(おくて)」は、味が濃いのが特徴です。濃厚な味に酸味も加わり、昔ながらのみかんを味わえます。代表品種のひとつ「青島温州(あおしまうんしゅう)」は、果実が大きく平たい形。果皮がしまっているので、皮と果実の間に隙間ができる「浮き皮」になりにくい品種です。
みかんの主な産地と旬
2018年のデータによると、出荷量が一番多いのは和歌山県で15万5,600トン。2位は静岡県で11万4,500トン、3位は愛媛県で11万3,500トンです。
和歌山県を代表するみかんの品種は、10月上旬から1月に旬を迎える「有田(ありだ)みかん」です。静岡県の代表品種は「青島温州」で、12月中旬から2月下旬に旬を迎えます。「紅(べに)まどんな」は、愛媛県が育成した新品種。12月上旬から下旬に旬を迎える温州みかんです。(※1,2,3,4)
和歌山県を代表するみかんの品種は、10月上旬から1月に旬を迎える「有田(ありだ)みかん」です。静岡県の代表品種は「青島温州」で、12月中旬から2月下旬に旬を迎えます。「紅(べに)まどんな」は、愛媛県が育成した新品種。12月上旬から下旬に旬を迎える温州みかんです。(※1,2,3,4)
おいしいみかんの見分け方
おいしいみかんは、へたの切り口が小さく、果皮が濃いオレンジ色ををしています。持ったときに重みがあり、果皮に張りがあるみかんは果汁が多くてジューシーなので、できれば実際に手にとってみると良いですね。
果実は、大きなみかんより、小さめで果皮が薄くてやわらかいほうが甘いと言われています。果皮にすり傷があるのは問題ありませんが、果皮が日焼けしたみかんは、水分が抜けて味が落ちているものが多いので、避けましょう。
果実は、大きなみかんより、小さめで果皮が薄くてやわらかいほうが甘いと言われています。果皮にすり傷があるのは問題ありませんが、果皮が日焼けしたみかんは、水分が抜けて味が落ちているものが多いので、避けましょう。
みかんの上手な保存方法
みかんの日持ちは、極早生(ごくわせ)や晩生(おくて)だと2~4週間程度、早生(わせ)で7~10日程度、中生(なかて)で2週間程度。上手に保存して、鮮度をキープしましょう。
みかんを保存する場所は、涼しくて風通しの良い場所がおすすめです。箱で買った場合は、箱の底に新聞紙を敷いてふたを開けたまま保存しましょう。傷んだものがあればすぐに取り除き、できれば数日に一回上下を入れ替えると良いです。
みかんを保存する場所は、涼しくて風通しの良い場所がおすすめです。箱で買った場合は、箱の底に新聞紙を敷いてふたを開けたまま保存しましょう。傷んだものがあればすぐに取り除き、できれば数日に一回上下を入れ替えると良いです。
旬のみかんをおいしくいただきましょう!
秋から冬にかけて、長い期間楽しめるみかん。甘酸っぱいみかんは、子どもも大人も大好きな果物ですよね。「こたつでみかん」は、日本の冬を象徴する光景ではないでしょうか?
みかんは品種によって旬が変わり、味わいや特徴も異なります。何気なく食べているみかんの違いを感じながら、おいしくいただきましょう。
みかんは品種によって旬が変わり、味わいや特徴も異なります。何気なく食べているみかんの違いを感じながら、おいしくいただきましょう。
【参考文献】
(2020/03/24参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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