ライター : とも

子育てフードライター

みかんの旬はいつ?

一般的な旬は冬

みかんの旬は品種によって異なりますが、全国的にもっとも出荷量が多くなる冬が一般的な旬といえるでしょう。

また、日本でいう「みかん」は、そのほとんどが「温州みかん(うんしゅうみかん)」のこと。日本で収穫される柑橘類のおよそ7割を温州みかんが占めています。日本の冬を代表する果物のひとつですね。

春~夏が旬のハウスみかん

ハウスで温室栽培したみかんは、5~9月ごろに旬を迎えます。冬に旬を迎えるみかんにくらべると、酸味が少なく、甘みが強いのが特徴です。見た目はやや小さめで、果肉や果皮はキレイなオレンジ色をしています。

温州みかんの種類と旬の時期

9〜10月に収穫される「極早生(ごくわせ)」

まだ果皮に青みが残った状態で収穫されるのが、「極早生(ごくわせ)」です。以前は酸味が強く、あまり味の評価が高くありませんでしたが、早い時期から糖度が高くなる品種が選定されるようになり、甘さと酸味のバランスが良いみかんが各地で出回るようになりました。

10〜12月に収穫される「早生(わせ)」

果皮に少し青みが残っているものや、オレンジに色づいたものなど品種によって見た目が異なるのが「早生(わせ)」です。早生でもっともポピュラーな「宮川早生(みやがわわせ)」は、甘みと酸味が十分楽しめる品種で、果皮には青みが残っているのが特徴。全体的にオレンジに色づいた「興津早生(おきつわせ)」は、宮川早生よりも平たい形が特徴です。

11〜12月に収穫される「中生(なかて)」/「普通温州」

温州みかんのなかでも収穫時期が遅い「中生(なかて)」は糖度が高いのが特徴です。別名「普通温州」とも呼ばれています。完熟特有の濃厚な甘さが楽しめる品種。代表品種のひとつ「南柑(なんかん)20号」は大きな果実と濃い色果皮が特徴です。酸味が少なく、温州みかんのなかで特に甘いと人気があります。
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