ライター : オミ

フリーライター

京都名物・本物のわらび餅はどう作られている?葛餅との違いは?

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わらび餅は、厳密には本物と偽物があるって知ってますか?京都のわらび餅は値段が高いとよく言われます。その理由は“本物”のわらび餅を提供しているからなんです。

わらび餅は名前通り、わらびから作られており、わらびの根(地下茎)を掘り起こし、叩いて、ほぐして、洗って、デンプンを取り出します。それを乾燥させると、わらび粉になります。かなりの手間暇をかけているために価格も高いんですね。

一般的に流通している安価なわらび餅は、食物のデンプンを加工したモノを入れています。それにより、100円などリーズナブルな価格で気軽にわらび餅を楽しむことができるんです。

本物の見分け方

Photo by グッチジャパン

まずは色!人工的なものは透明や白色ですが、本物のわらび餅は茶色や黒色なんですよ。そして賞味期限!本物は賞味期限がかなり短いためスーパーなどには出回りにくいのです。

これらの理由から、京都の店舗などで提供されるわらび餅は高級品として扱われています。実際に食すと、食感、香り、甘味がかなり違うんですよ。

わらび餅と葛餅の違いは?

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わらび餅に似た和菓子に葛餅がありますが、どう違うのでしょう?

わらび餅がわらび粉から作られるのに対し、葛餅の原料は葛粉。葛の根から取ったデンプンを精製して食用の粉にしたものです。作り方はわらび餅と似ており、水と砂糖を加えた葛粉を火にかけながら練り、透明になってとろみが出てきたら型に入れてかため、食べやすいサイズに切っていただきます。

わらび餅とは違って、葛餅自体にはほとんど甘みを付けません。きなこや黒蜜をかけて、独特の食感と風味を楽しみます。

葛餅の作り方とアレンジレシピ、関東風と関西風の違いについてはこちら▼
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【12位】お土産にぴったり「三昇堂 小倉 京都ポルタ」(京都駅)

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「三昇堂 小倉」は、半生菓子を扱う「三昇堂」と、上生菓子や焼き菓子を扱う「おぐ羅」が合併してできたお店。1983年から「三昇堂 小倉」として、京都の人々を甘いもので癒やし続けているんですよ。

京生麩餅やおだんご、わらび餅などが人気で、京都のお土産におすすめ。京都ポルタの中なので、アクセスの良さも魅力ですよ。

京わらび餅

Photo by オミ

756円(税込)
「京わらび餅」は、お土産にぴったりのわらび餅です。板状に延ばされたわらび餅ときな粉がパッケージされており、好きな大きさに切り分けて食べられますよ。

本わらび粉を使用し、手ごねで仕上げられています。甘みのあるわらび餅に、無糖のきな粉をかけて食べるスタイルで、もっちり食感と口どけのよさがたまりません。京都駅や地下街などに6つの売り場があり、京都土産として購入しやすいのもいいですね。
店舗情報

【11位】お取り寄せや手土産に!「藤菜美(ふじなみ)」(京都駅):3.6pt/22クチコミ

焼きたてのおだんごが大人気の「京だんご 藤菜美(ふじなみ)」。京都の清水産寧坂に拠点を置くだんご茶屋です。京都らしい控えめな甘さで、厳選素材のおいしさを感じることができます。

清水店や高台寺店など店舗を拡大するなかで、便利なのがジェイアール京都伊勢丹店。京都駅近くなので、移動のついでにふらっと寄ることができます。
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