お正月のタブー6「掃除」

お正月に掃除をすることはタブーとされています。お正月は年神さまを自宅にお迎えする行事。年神さまが各家庭に新年の幸せをもたらすため、高い山から降りてくるといわれています。掃除をすることで、年神さまとともに福を掃き出してしまうという言い伝えがあるのです。

せっかく年神さまが来てくれるのに、掃き出してしまっては縁起がよくありませんね。お正月に掃除をしなくて済むよう、年末に大掃除をしておきましょう。

お正月のタブー7「洗濯」

お正月にやってはいけないといわれている家事のひとつ、洗濯。「服」と「福」をかけて、福を水で洗い流してしまわないよう、三が日に洗濯をするのはタブーとされています。

けれども3日間も洗濯をしなければ、着る服がなくなったり洗う服がたまってしまったり大変……。どうしても洗濯をしたい場合は、人目につかないよう部屋干しをするのがよいですよ。

お正月のタブー8「喧嘩をする」

お正月は家族が仲良く和やかに過ごすべき時期とされていて、喧嘩をすることは一年の不和を招くといわれています。みずから進んで喧嘩や口論をしようとするひとはいないと思いますが、一年間みんなで仲良く暮らすためにも、三が日は穏やかに過ごすようにしましょう。

お正月はタブーを意識してよい新年を♪

ご紹介したタブーのなかには、現代にはそぐわないものがあるかもしれません。また、地域によって習慣は異なることも踏まえておきましょう。お正月のルーツや昔のならわしに思いを馳せながら、皆さんそれぞれよい年をお迎えくださいね!
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