お正月にしてはいけない!食べ物に関する「5つのタブー」

最近では意識する人が少ないかもしれませんが、日本人にとってお正月は年神様をお迎えする大切な行事。実は、つい破ってしまいがちないくつかのタブーがあることをご存知ですか?一年の計は元旦にあり!良いお正月を迎えるためにチェックしてみてください。

1、牛肉・豚肉を食べること

おせち料理といえば、主婦がお正月の間に家事をしなくて済むように用意するものというイメージが強いですが、もともとは歳徳神(年神)へのお供え物が始まりだったそう。
天武天皇が675年に僧侶への肉食禁止令を出してからは、歳徳神だけでなく神仏へのお供え物から豚や牛など肉類が除かれるようになりました。しかし、この場合の肉食には鳥類が含まれておらず、鶏肉は普通に食べていたんだとか。
だからお雑煮やお煮しめには鶏肉だけが使われているんですね。

2、煮炊きすること

なんと元旦には、火を使った煮炊きをしてはいけないんです。
平安後期からの風習として、火の神“荒神”を怒らせないために正月に火を使わないのだそうです。だから前もっておせち料理を作り、火を使わずに食べられるものを準備するようになったんですね。

3、包丁を使うこと

「『縁を切る』につながるので、元旦(できれば三が日)は包丁を使わない」
「一年ケガなく無事に過ごすことを願って包丁を使わない」
こうした言い伝えから、正月に包丁を使うのは縁起が悪いとされています。

しかし、このタブーはお正月に働かなくていいように慣習化されたものだそうです。
かつて大きな商店や呉服屋などは各地から丁稚奉公を集めていたため、いっせいに人手がなくなるお正月にしっかり休めるよう配慮されたことから始まったとか。
いつも家族のために働いている主婦の皆さんをお正月の一日くらいは包丁を持たずにゆっくり休ませてあげたいですね。

4、洗い物をすること

台所の神様に正月くらいはお休みしてもらおう、という意図があるらしいのですが、はっきりとした出自は明らかではありません。

どうやら、このしきたりは一年365日働きづめの主婦に正月くらいは休んでもらおう、という狙いから始まったものらしく、そのためおせち料理を詰めるのに三が日とっておけるお重を使ったり、木のお箸を使ったりする風習ができたんだとか。思いやりから生まれた、ちょっとほっこりするタブーですね。

5、買い物をすること

「一年の計は元旦にあり」とよく言うように、元旦のできごとはその一年の成り行きを象徴するといっても過言ではありません。この一年ですべきことや目標などを真剣に考え、先を見据えるため日、それが元旦なのです。

そんな元旦にお金を使ってしまうと、その一年浪費をするようになってしまうという考え方からできたタブーです。ただし、お賽銭だけは例外だそうなので安心して初詣に出かけてくださいね。
いかがだったでしょうか?

ひたすらぐうたらできる日かと思いきや、お正月には意外と多くのタブーが存在するということがわかりました。しかし、火を使わなければお雑煮を温めることもお餅を焼くこともできませんし、洗い物をしなければ台所がめちゃくちゃになってうんざりしてしまいそうです……
今回ご紹介したタブーの中には現代では実際的でないものもあるかもしれません。お正月のルーツや昔のならわしに思いを馳せながら、皆さんそれぞれ良いお年をお迎えくださいね!

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tanukimaru

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