7. 牛肉を戻す

Photo by 長曽我部真未

落し蓋を取り、取り出しておいた牛肉を鍋に戻します。5分ほど煮詰めたら完成です。さやいんげんの下ゆでをしなかった場合は、切ったさやいんげんをこの段階で加えて、一緒に煮てもOKですよ。

保存期間・保存方法

Photo by 長曽我部真未

おすすめは冷蔵保存です。余った肉じゃがは、密閉できる保存容器に移してください。冷蔵庫で3日間ほど保存できます。じゃがいもやしらたきなど、冷凍することで食感や味が変わってしまう食材があるので、冷凍保存は向いていません。

管理栄養士のコメント

牛肉はももの部位を使うことで、カロリーを抑えています。もっとカロリーを抑えたいときは、鶏肉を使うのもおすすめです。ひと口大に切った鶏肉やひき肉を使ってそぼろ煮にしたりとアレンジもできますよ。

かさ増しに使ったしらたきは100gで6kcalと低カロリーです。食物繊維も豊富に含まれていますよ。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、しらたきに含まれているのはすべて不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は、ダイエットや便秘改善に役立ちます。よく噛んで食べるため、食べすぎを防いだり、胃や腸でふくらむことで腸のぜん動運動を活発にしてくれますよ。(※3,4)

レシピ作者

管理栄養士 / 長曽我部 真未

学校給食の現場に勤務後、食の大切さや楽しさを伝えるためフードユニット『ランネ』を結成。熊本のちいさなアトリエで、栄養バランスを考えたおいしくオシャレな食卓を提案しています。フードコーディネーターとしても活動中。
【参考文献】
(2020/02/23参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ