ライター : Uli

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真っ赤なスポンジ「レッドベルベットケーキ」とは

Photo by uli04_29

レッドベルベットケーキは、真っ赤なスポンジ生地と、白いクリームのコントラストが特徴。誕生の由来は諸説ありますが、「ベルベットのように口当たりのいい赤いケーキ」として19世紀のイギリスで生まれたという説が有名です。現在は、アメリカやヨーロッパ、カナダでも人気のスイーツとして親しまれています。

赤さの秘密は?

昔は、ココア豆に含まれるアントシアニンが、ケーキの材料であるバターミルクや重曹の酸に反応して、ケーキを赤く染めていました。

いまでは、ココアパウダーの製法技術が発達し、酸を加えても赤く反応することはありません。そのため、人口着色料(食紅)を使用するのが一般的です。また、ビーツでケーキを赤く染めるレシピもありますよ。

レッドベルベットカップケーキの作り方

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調理時間 30
ココア風味の小さなケーキに、甘いクリームチーズフロスティングをトッピングしたレッドベルベットケーキです。ケーキ生地にはサラダ油を使い、さっくりと軽く仕上げました。ほんの少し加える塩が、クセになる甘じょっぱさを出してくれます。

材料(底直径3.3cmミニカップ型16~18個分)

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作るときのコツ

  1. 材料を混ぜていくだけなので、むずかしいコツはありません!ただし、材料の分量は正しく守りましょう。とくに、酢とベーキングパウダーは重要。ふたつを混ぜることで二酸化炭素が発生し、カップケーキがふんわり焼き上がりますよ。

下準備

卵、クリームチーズ、バターを常温に戻しておきます。薄力粉とココアパウダー、ベーキングパウダーは合わせてふるっておきましょう。オーブンは170℃に予熱しておいてください。

作り方

1.卵と砂糖をもったりするまで混ぜる

ハンドミキサーで混ぜた卵

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卵と砂糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで混ぜます。もったり白くなるまでしっかり混ぜましょう。

2.サラダ油、牛乳、酢、食紅、バニラエッセンスを加える

赤く染まった卵液

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サラダ油と牛乳を入れて混ぜます。なめらかになったら、酢と食紅、バニラエッセンスを加え、さらに混ぜてください。

3.粉類と塩を加えて混ぜる

粉類を混ぜてとろみのついた生地

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ふるっておいた薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーと塩を加えて混ぜます。ダマがなくなるまでしっかり混ぜましょう。

4.カップに生地を流し入れる

赤い生地を流し入れたカップケーキ型

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カップの8~9分目まで生地を流し入れます。ゆるい生地なので、絞り出し袋に生地を入れて、カップに絞っていくと作業しやすいです。

5.170℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く

焼けて膨らんだカップケーキ

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170℃に予熱しておいたオーブンで、15分焼きます。 ※大きめのカップケーキ型を使う場合は、20~25分かけてじっくり焼いてください。

6.バターを練ってクリーム状にする

バターをヘラで練る様子

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常温に戻したバターを練って、やわらかいクリーム状にします。

7.粉砂糖とクリームチーズを加えてミキサーで混ぜる

ハンドミキサーで混ぜたクリームチーズフロスティング

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粉砂糖とクリームチーズを加え、ハンドミキサーでホイップします。固いクリームが、混ぜているうちに空気を含んでやわらかく軽くなっていきます。マッシュポテトのような固さになったらOKです。

8.カップケーキにクリームチーズクリームを絞る

カップケーキにクリームチーズフロスティングを絞る様子

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焼き上がったカップケーキの粗熱がとれたら、チーズクリームを絞ります。カップケーキ生地の一部を切って手でくずし、ポロポロのそぼろ状にすると、白いクリームに映えるトッピングになります。 ※カップケーキが熱いうちにクリームを絞ると、クリームが溶けてしまうので注意してください。
レッドベルベットケーキをたくさんのせたお皿

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