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作り方
1. 包丁を使い、金柑に切り込みを入れる
金柑は水で洗い、爪楊枝を使ってヘタを取り除きます。金柑の表面に上下を残して縦に浅く切り込みを入れていきましょう。
利き手に包丁、逆の手に金柑を持ち、包丁は動かさずに刃を当てるだけにし、金柑をゆっくりと動かします。このとき、包丁を持つほうの親指を金柑にあてておくとストッパーになり、切り込みが深くなりすぎるのを防ぐことができますよ。
切り込みを入れる際は、上下まで切りすぎないように注意してください。ヘタが付いていた部分から裏側まで切り込みを入れてしまうと、煮たときに皮がめくれてきてしまい、美しくありません。
切り込みの幅を同じにすると、仕上がりが美しくなるので、丁寧に作業してくださいね。
※種を取り除くときは、ここで金柑をつまんで広がった部分から楊枝で取り出しますが、形が崩れやすいためあまりおすすめしません。
2. あく抜きをする
小鍋に湯を沸かし、静かに金柑を加えます。沸騰したら弱火に落として3分ほどゆで、ざるにあげて湯を切っておきましょう。 このとき、火加減が強すぎると煮崩れる原因になるので、金柑を加えて沸騰したらすぐに弱火に落としてください。 温かい金柑は形が崩れやすいので、ざるにあげる際もそっと丁寧に作業していきます。湯が切れたら、ボウルにたっぷりの水を張り、細く水を垂らしながら30分~1時間ほど水にさらしてあくを抜いておきましょう。
3. 金柑を調味料で煮る
小鍋にシロップの材料を入れて沸騰させます。静かに金柑を加えて沸騰したら火を弱めます。
空気に触れるとしわになりやすいため、落し蓋をして金柑の表面が空気に触れないようにします。このまま弱火で15分ほど煮て火を止め、ゆっくりと冷ましていきましょう。冷めるうちにシロップが金柑にしみ込み、よりおいしくなりますよ。
※木や金属の落し蓋だと重すぎて金柑がつぶれることがあるため、クッキングシートを丸くくりぬき、中心に穴を開けたものを使用しています。
保存方法は?
できあがった甘露煮は、冷蔵庫で保存します。清潔な瓶を用意し、できれば金柑がシロップに浸かるようにして密閉してください。
冷蔵で約2週間日持ちします。万が一シロップが濁ってきた場合、鍋にシロップだけを移して沸騰させてから冷まします。金柑を戻し入れて清潔な容器に移し替えて保存してください。
日持ちをよくするため、取り出すときは清潔なスプーンを使用することを心がけましょう。
金柑の甘露煮を使ったアレンジレシピ3選
金柑の甘露煮は、実だけでなくシロップも貴重な産物。一緒に使うことで金柑の風味を余すことなく味わえますよ。
1. 簡単デザート「金柑入りヨーグルト」
砂糖やはちみつを入れる代わりに、金柑の甘露煮をシロップごとトッピング。ほろ苦い金柑と、ヨーグルトの相性は抜群!
シロップの量で甘さが調整できるので、お好みで加減してくださいね。ちょっぴり大人なヨーグルトアレンジは、小腹がすいたときや朝のおめざにぴったり♪
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