ライター : ako0811

煮沸消毒の時間は「沸騰してから5分」が目安

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煮沸消毒とは、保存瓶やふきんなどを熱湯で煮ることで雑菌を減らす方法。耐熱温度が100℃以上の容器に適しています。煮沸消毒の時間は沸騰してから5分が目安。ただし、パッキンは変形のおそれがあるため、少し早めに取り出すことがおすすめです。

容器を常温から入れて加熱し、5分煮たら火傷に注意しながら取り出して自然乾燥させます。

煮沸消毒の方法・やり方

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熱湯でぐらぐらと煮ておこなう煮沸消毒は、その対象が耐熱でなければいけません。素材は耐熱温度表示100℃以上が条件となります。

〈やり方〉
1. 消毒したい容器よりも大きな鍋を用意し鍋底に布巾を敷き詰める

2. 消毒したい容器を入れ、容器が完全に浸る水量まで水をはる

3. 5分しっかり煮たら、火傷しないように注意しながらトング等で取り出す

4. 清潔な布巾の上で逆さにして自然乾燥させれば消毒完了

ポイントは、容器は常温から入れて加熱するということ。沸騰したお湯に容器を入れては急激な温度変化で破損してしまうことがあります。

瓶用器の煮沸消毒

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ジャム瓶や哺乳瓶など瓶の用器の消毒には、煮沸消毒はとても安全で効果的です。瓶は温度変化に弱いので、必ず常温の水から入れて加熱するように徹底してください。

また、煮ている際にゴロゴロと動いて割れてしまう危険性もあります。煮沸用に使う鍋底に布巾などをひいてから煮沸するとより安全に消毒ができますよ。瓶の種類によっては耐熱ではないものもあるため、耐熱表示を確認してからおこなうようにしましょう。

鍋の煮沸消毒

煮沸消毒する際に使う鍋の消毒はどうするべきなのでしょうか。鍋自体も煮沸消毒したものを使用するべきなのか?哺乳瓶など特に衛生面が気になる場合は、鍋も新品にしたほうがいいのか等々気になりますよね。

鍋は基本的に常に高温にさらされています。内側は常に殺菌処理され続けていることになりますので、洗剤できちんと汚れを落としお湯を沸かしていれば特別な煮沸消毒は必要ありません

それでも油汚れなどが気になる鍋よりはお湯を沸かす専用の鍋を使用したほうが、安心感はありますね。鍋の汚れは専用のクリーナーできちんと落としてから煮沸消毒に使用することが一番大切です。

プラスチック用器の煮沸消毒

一般的にプラスチック容器は瓶などに比べると耐熱に弱い種類が多いですよね。長時間高温にさらされると変形してしまったり溶けてしまうタイプのものもあります。

煮沸消毒の対象としてプラスチック容器ももちろん可能です。しかし高温消毒なので必ず、説明書や品質表示などに記載されている耐熱温度を確認しましょう。耐熱100℃以上の表示が必要です。

また煮沸消毒する際は鍋底に布巾などをしきプラスチック容器が直接触れないよう工夫することも大切。鍋底は100℃以上になる場合が多く、変形したり溶けてしまうおそれがあるので十分に注意が必要です。

そもそも煮沸消毒とは。必要性について

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煮沸消毒とは、消毒したい保存瓶やふきんなどを熱湯の中で煮ることで付着していた雑菌を確実に減らすことができるお手入れ方法です。使用するのはお湯のみとシンプルなのですが、特別な洗剤不要で安全に殺菌することができる昔ながらの知恵なのです。
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