ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

基本の焼きプリン

Photo by Raico

調理時間 45
*冷ます時間は除く
オーブンで蒸し焼きにして作る焼きプリン。今回はしっかり焼いて作る基本の作り方をご紹介します。普段から常備している材料を使い、特別な器具をそろえる必要もないので、ご家庭でも簡単に作れるんですよ。 口どけがよく、しっかりと牛乳と卵のおいしさが感じられるやさしい味わいです。できたての温かい状態でも、よく冷やして固めたものでも、どちらもおいしいですよ!

材料(100mlの容器約8個分)

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下準備

容器の側面にはけで油を塗っている様子

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・あらかじめ容器の側面には、バターかサラダ油を塗っておきます。 ・卵は常温に戻しておきます。 ・湯せん用のお湯を用意します。 ・カラメルを作って容器に流し入れたら、オーブンを160℃に温め始めます。

作り方

1.カラメルを作る

フライパンで砂糖と水を加熱している様子

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フライパンにグラニュー糖と水を入れて中火にかけます。ゆすりながらまんべんなく砂糖を溶かして火を入れていきます。
カラメルにお湯を加えている様子

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溶けて泡が大きくなっていき、全体がこんがりと茶色くカラメル状になってきたら、お湯を入れるとはねて湯気が上がるので、やけどをしないようにフライパンの端からゆっくり注ぐようにしましょう。余熱でも火は入りカラメルの色付きは進んでしまうため、濡れたふきんなどの上にのせ、鍋底を冷やします。
容器にスプーンでカラメルを流し入れている様子

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カラメルがやわらかいうちに、容器に流し入れます。

2.プリン液を作る

卵とグラニュー糖をホイッパーで混ぜ合わせている様子

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ボウルに卵と卵黄を入れて軽くほぐしたら、グラニュー糖を加えてホイッパーですり混ぜます。
温めた牛乳をボウルに加えている様子

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牛乳を火にかけて沸騰直前まで温めたら、卵液を混ぜながら加えていきます。泡立てないように静かに混ぜ合わせましょう。
プリン液をこし器でこしている様子

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プリン液をこし器でこします。バニラオイルを加えて混ぜ合わせます。

3.耐熱容器にプリン液を流し入れる

容器にプリン液を流している様子

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カラメルを流しておいた耐熱容器に、プリン液を静かに流し入れます。
容器の表面にペーパータオルを付けて泡を取っている様子

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表面にペーパータオルをつけて、浮いた泡を取り除きます。

4.プリンをオーブンで蒸し焼きにする

容器を並べたバットの中に熱湯を入れている様子

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ふきんを敷いたバットに容器を並べ、熱湯を注ぎます。容器内のプリン液の半分ほどの深さまでお湯が当たるようにします。
焼きあがったプリンをテーブルに取り出して冷ましている様子

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160℃のオーブンで20分ほど焼きます。ゆすってみて弾力があったりゆれが均一になっていたら、バットから取り出して冷まします。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。

作るときのコツ

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あらかじめ容器の側面に油を塗っておくことで、容器からプリンがはずしやすくなります。またこのプリン液の配合は、きちんと固まって濃厚なおいしさも味わえます。 「す」が入らないように、バットにはふきんを敷いて容器を置きます。深さのあるバットに入れたらお湯が容器にしっかり当たるようにして、オーブンで焼いていきましょう。常温に戻した卵を使ったり、プリン液をこすことでなめらかに仕上がりますよ。慣れてきたら大きい耐熱容器に流し入れて作ってもOKです。

よくある質問

1. 全卵でも作れますか?

作れます。硬めの食感になり、やや卵の味が薄くあっさりした味になります。上記のレシピで、全卵3個に置き換えましょう。

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