■よくある便秘の原因5「偏った食事」

美容や健康のため、炭水化物を控えてタンパク質を多く摂取する食事を心がけている人も多いと思いますが、便秘体質には逆効果。食物繊維が豊富に含まれる炭水化物を減らし、ほとんど便にならないタンパク質を増やすということは、大腸の動きを弱めて便秘になりやすいからだをつくっているようなものなのだそう。また、動物性タンパク質や脂肪分の多い食生活を続けると腸内環境が乱れることも。 便が詰まっているときに根菜類やイモ類などに含まれる不溶性食物繊維ばかりを摂ると、かえって腸内に留まる便の量が増える可能性もあるので注意が必要です。

■よくある便秘の原因6「慌ただしい朝」

「朝はギリギリまで眠っていたい」、「毎朝バタバタで1分もムダにできない」という気持ちもわかりますが、朝食を抜くのも朝のトイレタイムを確保しないのもNG。起床後、胃に食べ物や飲み物が入ることで大腸が刺激され、排便が促されます。せっかくの排便チャンスを台無しにしないためにも、少し早めに起きて快便のための朝活をはじめてみてはいかがでしょうか。

■よくある便秘の原因7「便秘薬」

慢性的な便秘の人にありがちなのが便秘薬の飲み過ぎ。下剤などの刺激の強い薬を常用すると効果を感じにくくなったり、ガスが発生しておなかの張りが増したりすることがあるので、薬は賢く利用しましょう。 この他にも、大腸や骨盤底筋の異常、ホルモンや神経の病気、薬の副作用などが便秘の原因になります。何をしても改善が見られない場合や便秘が1ヵ月以上続く場合はただの便秘と思わずに、一度医師に相談することをおすすめします。

百害あって一利なし。便秘を放置すれば美しさも健康も損なう?

便秘は単純に便が出ないだけだと勘違いしている人もいるかもしれませんが、そのまま放っておくとさまざまな影響があります。 まず、便秘になると下腹部がぽっこりと出たりおなかが重く感じたりするのは、腸内の悪玉菌がどんどん繁殖してガスが発生している所為。そのガスが膨満感や腹痛を引き起こし苦しい状態が続きます。そのまま便秘を放置すると、腸だけでなく内臓の動きに影響を及ぼすようになり、食欲不振、吐き気、肌トラブルなどが起きやすくなるだけでなく、自律神経の乱れによる肩こり、イライラ、不眠、頭痛などに見舞われる可能性が高まります。 また、ごく稀ではありますが、宿便が腫瘍化したり、ガスや便が逆流して嘔吐したりすることもあるそう…。便秘症の女性に多い「切れ痔(裂肛)」も慢性化すると潰瘍になって肛門が狭くなることがあります。 このように、さまざまなリスクを伴う便秘だからこそ、早めの対策が大切です。

これだけは覚えておきたい、便秘解消につながる8つの心得

さまざまな「トラブル」の可能性があるリスキーな便秘。恐ろしい事態を避けるためにも、便秘を予防・解消するために必要な方法を8つまとめました。この中から自分に足らないと思うものを習慣化して、すっきり体質を目指しましょう。

■食物繊維を積極的に摂る

食物繊維には、腸内の便を柔らかくしてスムーズな移動を助けてくれる水溶性食物繊維と、便のかさを増して便意を促してくれる不溶性食物繊維の2種類が存在します。快便のためには、この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2の割合で摂取することが理想的。外食やインスタント食品で手軽に食事を済ましてしまうことで食物繊維が不足しがちな昨今。 意識して次の食品を摂取して、すっきり体質を手に入れてください。 【水溶性食物繊維を多く含む食べ物】 熟した果物、海藻類、キノコ類、大麦、オーツ、白菜、こんにゃく など 【不溶性食物繊維を多く含む食べ物】 穀類、豆類、ごぼう、さつまいも、ブロッコリー、オクラ、かぼちゃ など
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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