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甘くておいしい秋の大根を手羽中と
皆さまご機嫌いかがですか?
私がInstagramを始めたばかりで、フォロワーさんも100人足らずだった頃、大根の煮物の画像を初めて投稿しました。
すると、私の尊敬するインスタグラマーさんが「何て美しい大根……宝石みたい。ずーっと眺めてしまう」と褒めて下さったのです。
そのお言葉が本当にうれしく、お料理を宝石に例える素敵さに感激したこともあり、良い思い出として今も大事に胸にしまっております。
以来、大根を煮る時は、背筋がシャンと伸びるというか……いつにも増して丁寧に作ることを心掛けるようになりました。いつも2日間をかけてじっくり煮ています。
今回は、これからどんどん甘く、おいしくなる大根を手羽中と煮ました。
煮卵もそえて、肌寒い日に心まで温かくなる大根と手羽中の煮物のレシピと作り方をどうぞ。
「つやつや大根と手羽中の煮物」の材料(4~5人前)
大根……大1本 1.5kg
手羽先……10本
米の研ぎ汁……適量
★茅乃舎だし……400cc
★酒……100cc
★砂糖……大さじ4
★出汁醤油……大さじ3
サラダ油……小さじ1
仕上げ用
出汁醤油……大さじ1
蜂蜜……大さじ1
※手羽先はスープに
手羽先、水、創味シャンタンにお好みの野菜や団子などを入れてどうぞ
煮卵
卵……お好きなだけ
めんつゆ……適量
※沸騰したお湯で6分45秒茹で、氷水に取り、皮を剥いてめんつゆに一晩漬ける
※隠し包丁を入れると中まで味が染みます
「つやつや大根と手羽中の煮物」の作り方
① 大根は3cm幅の輪切りにして、皮を剥き、面取りをし、手羽中と手羽先を切って分けておく。
※面取りは丁寧に。側面の形がいびつなところも削ぎ取り、大根の形が均等になるようにします
② 米の研ぎ汁に大根を入れ、ぐらぐらするくらいの火加減で15分茹でる。その後、水で洗っておく。
③ 深めのフライパンなどにサラダ油をひき、手羽中の表面を軽く焼き付ける。
④ ③になるべく重ならないよう大根を並べ、手羽中をその上にのせ、★を入れたら、
クッキングシートの落しぶたとお鍋のふたをして、40分弱火でコトコト煮る。
⑤40分経ったら、大根の上下をやさしく返して落としぶたと、お鍋のふたをしたまま一晩おく。
※木のしゃもじなとを使って優しく返します
※お箸はNGです
⑥ ⑤に仕上げ用の出汁醤油と蜂蜜を加たら、さらに30分コトコト煮て、冷まして味を含ませれば完成。
※お時間のない方は朝と夕方にこの工程をして下さい
※茹で時間と煮る時間は秋の大根の時間です冬大根で作る場合は調整して下さい
味はもちろん目にもごちそう
いかがでしたか?
大根が手羽中の旨味を吸って、甘くてトロトロでほっぺたが落ちそうです。
昔は子育てに追われ、味さえ良ければいいと思っていましたが、時間に余裕ができて、色々な方のお料理にインスピレーションを受けて「目でも食べる」と言うことを強く意識するようになりました。
そのきっけになったのが、この大根の煮物です。
ぜひ心を込めて丁寧に作ってみて下さい。
お腹だけじゃなく、きっと心も満たされるはずです。
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