寝る前に飲む

寝る30分前くらいに白湯を飲むと、リラックス作用が期待できます。体温と同じくらいの少しぬるい温度の白湯をゆっくりと飲むことで、体が温まり、寝つきがよくなると言われています。

体を内側から温めると自律神経を整えることにもつながり、副交感神経がしっかりとはたらけるようになります。(※2,5)

白湯ダイエットに必要な白湯の作り方

白湯とは、何も混ぜていない水を沸騰させてから適温まで冷ましたお湯のことです。適温の目安は人肌よりも高く50℃前後です。季節や体調によって、温度を調節してもかまいません。

白湯の材料は水だけです。水道水で作る場合、残留塩素やトリハロメタンを除去するために沸騰後10分以上加熱を続ける必要があります。ミネラルウォーターのや浄水の場合は沸騰したらそのまま火を止めても大丈夫です。

電子レンジで白湯を作る場合、沸騰状態を10分以上続けるのはむずかしいのがデメリット。水道水に含まれる塩素や不純物を抜くことはできないので注意が必要ですよ。

それでは、白湯の作り方を具体的にご紹介します。(※4,10)

鍋を使う白湯の作り方

(1)水を鍋に入れてふたをし、強火にかけて水を沸騰させる
(2)水が沸騰したら弱火にする
(3)ふたを外して、15分ほど加熱を続ける
(4)火を止めて水を約50度まで冷ましたら、白湯のできあがり

電子レンジを使う白湯の作り方

(1)ミネラルウォーターまたは浄水をマグカップに入れる
(2) 500Wの電子レンジで約3分温める
(3) 約50度まで冷ましたら、白湯の完成

白湯ダイエットの注意点

飲み過ぎない

白湯ダイエットをするときは白湯を飲み過ぎないように気をつけましょう。水分の摂り過ぎはむくみの原因となります。とくに寝る前に水を大量に飲むと、朝起きたときに顔や足がむくみやすくなるおそれが。

また、白湯を飲み過ぎると胃の消化液が薄くなる原因になります。胃酸が薄まると消化の妨げになるので注意しましょう。(※3,8)

食事もバランスよく

ダイエット中にうれしいメリットがある白湯。しかし「ダイエット中だから白湯しか口にしない」という極端なダイエットをすることは健康によくありません。

白湯だけではなく、主食・主菜・副菜がそろったバランスのよい食事を摂りましょう。カロリーを抑えるには揚げ物を控えたり、お菓子・アルコールなどの嗜好品の量を見直したりするのがおすすめです。(※1,11)
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