ライター : donguri

webライター

食べられるわさび?「花わさび」とは

すりおろして調味料に使うのが定番のわさびですが、「花わさび」という食材があるのをご存じですか?普段目にするわさびは「わさびの根茎部分」、花わさびや葉わさびは「わさびの葉や花芽」の事を指します。 花わさびは、わさび特有のツンと鼻に抜ける辛味や、シャキシャキの歯ごたえが特徴。おひたしや醤油漬けなど、いろいろな料理にアレンジできます。

花わさびの旬の時期

花わさびは、わさびの芽が花を咲かせる前の2月から3月が旬のため、春の訪れを告げる食材として知られています。葉わさびの旬もほぼ同時期ですが、ハウス栽培のものもあるため、基本的に季節問わず購入することができます。

花わさびの基本の下処理方法

独特の香りが特徴の花わさびや葉わさびですが、下処理を間違うと香りや辛味が飛んでしまいます。まずは基本の下処理方法をマスターして、いろいろな料理にアレンジしてみましょう。

材料

  1. 花わさび(葉わさび)……適量
  2. 塩……少々

下ごしらえ

  1. 花わさびを流水で洗って、食べやすい大きさにカットする
  2. 全体にいきわたるように塩をまぶして、力を込めてギュッと揉み込む
  3. アク(緑色の水分)が出るまで5分ほど揉み込み、ぬるめのお湯(80度程度)のお湯にさっとくぐらせる

コツ・ポイント

  1. 塩もみしてアクを抜くことで、より花わさびの辛さを引き立てることができます。
  2. 熱湯を使うと香りが飛んでしまうので、ぬるめのお湯でサッとくぐらせる程度でよいです。
  3. 下ごしらえが終わったら、放置せずすぐに調理に移りましょう。

おいしさ太鼓判!花わさびの人気レシピ8選

1. 花わさびのおひたし

わさび漬けのようなピリッとした辛みがある「花わさびのおひたし」レシピです。基本の下処理方法で花わさびをゆでたら、だし汁としょうゆを合わせてできあがり。すぐに食べられますが、時間を置くと味がなじみさらにおいしくなるのだとか!

2. 花わさびの醤油漬け

ごはんのお供にはもちろん、料理のトッピングにも使える「花わさびの醤油漬け」レシピです。基本の下処理方法で花わさびをゆでたら、しょうゆ・みりん・酒と合わせます。香りが逃げないようにふた付きの瓶に入れたら、冷蔵で1〜2週間保存できます。

3. 花わさびの白だし漬け

花わさびのしょうゆ漬けも良いですが、上品に仕上げたい場合は白だし漬けがおすすめ。味が染み込むまで、冷蔵庫で2週間から3時間ほど冷やしてから食べるのがポイントです。しっかりと混ぜ合わせることで、ツンと抜ける辛味が強くなるのだそう!

編集部のおすすめ