ライター : きく

そもそも葉わさびってなに?

葉わさびとは、根茎部分を指す「わさび」の葉のことを言います。根茎部分はすりおろされて身近に使われていますね。わさびは根茎部分だけでなく、葉の部分も食用として収穫されているのです。わさび菜という似た名前の食材がありますが、これはからし菜から生まれた変異種を育成したもので、葉わさびとは別物です。

茎わさびも人気

茎わさびは、葉と、すりおろして使う根の間にある部分を指します。葉や根の食感とは違う、植物の茎らしいシャキシャキ感が楽しめる部位です。意外なことに風味はそこまで強くないので、風味を際立たせたい場合は、塩もみやアク抜きなどの下処理が必要になります。

葉と茎の食べ方の違い

葉わさびも茎わさびも、どちらも同じ「わさび」を構成する部位ですが、葉わさびは汁物の薬味や、1枚をそのまま天ぷらにするのが一般的な食べ方です。茎わさびは、炒め物や煮物、酢漬けなど、どんな料理にも使うことができます。

葉と茎が一緒になって売られている場合は、別々に調理するのもいいですし、次の項で紹介する方法でいただくのがおすすめです。

葉わさびのおすすめの食べ方は?

葉わさびの葉の食感や、ピリッとする辛さを活かすには、茎や葉を一緒に醤油漬けにした「わさびの醤油漬け」がおすすめです。この料理は有名なので、食べたことのある人も多いのではないでしょうか。

醤油漬けのほかにも、サッとお湯に通しておひたしとして食べる方法もあります。こちらは、わさびのツンとした辛さを存分に味わいたいという方はぜひ作ってみてください。

葉わさびのアレンジレシピ10選

1. 小鉢に。葉わさびの浸し物

葉わさび独特のツンとする辛さがおいしいおひたしです。辛さを引き出すために、80℃のお湯に漬け置きます。味付けは簡単に白だしを使用。大人向けの、上品な味わいに仕上がりますよ。脂が多い肉料理などの付け合わせにいかがですか?

2. 作り置きに。葉わさびの簡単醤油漬け

おつまみにも、ごはんのお供にもおいしい葉わさびの醤油漬けです。塩で揉んでサッとお湯で湯がいたあと、容器に入れて振ると辛みを引き立たせることができます。あとは、醤油とみりん(レシピでは赤酒)に漬け込んで完成。ツンとする辛さがクセになりますよ。

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