
ライター : riku_mama
6歳のヤンチャな男子を子育て奮闘中のママです!食が細く、好き嫌いの多い息子のために日々おいしそうなレシピを模索しています。パンが大好きで、小さなパン屋の製造補助をしながらmac…もっとみる
白い大根の品種
青首大根(あおくびだいこん)
青首大根は普段皆さんが食べている一般的な大根のことで、市場に出回っている大半がこの品種です。全国各地で栽培されていますが、千葉県や北海道で多く作られています。
葉に近い部分は辛味が少ないのでサラダや炒め物に、真ん中の部分はやわらかいので煮物に使うといいでしょう。根に近い部分は辛味が強いので、大根おろしやマリネに合いますよ。
葉に近い部分は辛味が少ないのでサラダや炒め物に、真ん中の部分はやわらかいので煮物に使うといいでしょう。根に近い部分は辛味が強いので、大根おろしやマリネに合いますよ。
祝大根(いわいだいこん)
奈良県の伝統野菜のひとつに祝大根があります。直径は3cmほどの細い大根で長さは20~30cmくらいです。しっかりした肉質で歯ごたえがあり、煮崩れしにくいのも特徴。爽やかな味わいで煮物にぴったりの品種です。
別名・雑煮大根とも呼ばれ、関西ではお雑煮やおせち料理に使われます。お椀のサイズにも輪切りで使える祝大根は、丸いものが好まれるお雑煮に重宝するようです。
別名・雑煮大根とも呼ばれ、関西ではお雑煮やおせち料理に使われます。お椀のサイズにも輪切りで使える祝大根は、丸いものが好まれるお雑煮に重宝するようです。
聖護院大根(しょうごいんだいこん)
京都生まれの伝統野菜・聖護院大根。カブに似て丸く、およそ2kgもの重さが特徴です。京都は耕土が浅いため、土中深く根が伸ばすことができず丸くなったとも言われています。近頃では京都で栽培されたものでなくても「丸大根」として販売されていますね。
聖護院大根は肉質がとても細かく、生食にも適した辛味の少ない品種。ほんのりとした甘味があり、煮崩れしづらいのでスープや煮物などにするのがおすすめです。
聖護院大根は肉質がとても細かく、生食にも適した辛味の少ない品種。ほんのりとした甘味があり、煮崩れしづらいのでスープや煮物などにするのがおすすめです。
桜島大根(さくらじまだいこん)
桜島大根は名前のとおり、鹿児島県の桜島で栽培された伝統野菜です。火山灰と荒い砂利が混ざった土で栽培されるので非常に大きく育ち、ギネスに登録されたものもあります。平均しても10kg、特に重いものだと20kgを超えるのだとか……。
収穫されたほとんどが切り干し大根やお漬物といった加工食品にまわされます。肉質は蕪のようにやわらかく、煮崩れしにくいのでおでんやふろふき大根に向いているようです。
収穫されたほとんどが切り干し大根やお漬物といった加工食品にまわされます。肉質は蕪のようにやわらかく、煮崩れしにくいのでおでんやふろふき大根に向いているようです。
赤い大根の品種
レディサラダ
神奈川県三浦市の特産野菜として栽培されているレディサラダ。その名の通りサラダ向けに開発された品種で、表面の色は紫がかった紅色、果肉は白色をしています。重さは300~350gほどと小ぶりで、青首大根を小さくしたような形です。
レディサラダは表面の色を活かして、薄くスライスして使うと彩りになりますね。ピリッとした辛さがあるので、浅漬けやサラダにするといいでしょう。
レディサラダは表面の色を活かして、薄くスライスして使うと彩りになりますね。ピリッとした辛さがあるので、浅漬けやサラダにするといいでしょう。
紅甘味大根(べにかんみだいこん)
紅甘味大根は(株)みかど協和という種苗会社が開発した品種です。葉元は濃い紫色、根元に向かって徐々に色が薄くなっていく、グラデーションがキレイな大根。表皮だけ色がついていて、果肉は白色です。青首大根と形やサイズは似ているので、皮をむくと見分けがつきませんね。
青首大根より甘みがあり、生のままサラダにおすすめ!皮が薄いので、そのまま食べることもできます。酸と反応するので酢の物や浅漬けにすると色鮮やかになりますよ。
青首大根より甘みがあり、生のままサラダにおすすめ!皮が薄いので、そのまま食べることもできます。酸と反応するので酢の物や浅漬けにすると色鮮やかになりますよ。
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