【シーズニングソース】

大豆が主原料の旨味調味料。野菜炒めや焼きそば、肉の下味にも最適。代用品は、オイスターソースか、またはたまり醤油+砂糖。

【シラチャー チリソース】

唐辛子とにんにくがベースのホットソース。辛さの中にも濃厚な旨みがあるのが特徴。ヤム・ウンセンの隠し味や、唐揚げなどにつけても美味。代用品は、豆板醤+塩+おろしにんにく。

【ナムプラー】

タイの魚醤。塩味の調味料。炒め物、和え物、煮込み料理などの味の付け足しに便利。代用品は、日本の魚醤で可。

【ナムプリックパオ】

にんにく、赤唐辛子、ホムデーン、干し海老などを炒めた後にペースト状にしたもの。代用品は、具入りのラー油+砂糖+粉唐辛子を各適量加えて混ぜたもので可。
2回にわたって、ベーシックなタイ料理とベジタリアンのためのタイ料理をご紹介しました。みなさんは、どちらがお好みですか? 伊勢丹新宿店の地下には、プロが驚くほどエスニック食材が充実しています。ぜひ、いろいろと探して楽しんでみてください。暑い夏をタイ料理で乗り越えましょう!

<プロフィール>

橋本加名子 料理研究家、栄養士、フードコーディネーター、飲食プロデューサー。懐石料理教授の母の影響で幼いころから「食」に興味を持つ。米国留学中にタイ、ベトナム料理と出会う。帰国後、東京、バンコクにて商社勤務をしながら、タイ料理、ベトナム料理を学び、実母より近茶流懐石料理を習う。子育てをしながら飲食店運営会社、冷凍食品開発会社に勤務後、独立。「タイ・アジア料理」「にほんの食ごよみ」教室主宰。著書多数。
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