ライター : 相羽 舞

管理栄養士

糖質の少ない食品

肉類

肉類は糖質が少ない食品です。牛肉、豚肉、鶏肉など日頃から食べている肉類に加え、羊や馬などのジビエ肉も糖質は少なめです。

ハムやソーセージなどの加工品も食べて問題ないのですが、甘い味付けがされている缶詰や加工品は糖質が多くなります。適正糖質の考え方では、おかずはたっぷり食べてもよいとされているため、肉類は問題なく食べられます。(※1,2)

魚介類

魚類やえびかになどの甲殻類、貝類などの魚介類は糖質が少ない食品です。とくに青魚に豊富なEPAには、血流を促すうれしいはたらきも。

魚から作るかまぼこやちくわなどの練り製品は、魚と比較すると糖質が多いです。甘い味付けの缶詰や佃煮なども砂糖を多く使用している場合もあるので、なるべく避けたほうが良いと言えるでしょう。(※2,3,4)

大豆製品

大豆からできている豆腐や納豆、厚揚げ、おからなどの大豆製品は糖質が少ない食品です。豆乳も大豆からできている代表的な食品ですが、調製豆乳は糖類を加えて甘さを調整し、飲みやすくしているので、無調整豆乳を使用するようにしましょう。

また、大豆以外の小豆やいんげん、そら豆などは糖質を多く含んでいるので、同じ豆類ですが注意しましょう。(※2,5)

きのこ類

きのこ類は糖質が少ないうえにカロリーも低く、ダイエット中にうれしい食品。食物繊維も豊富に含まれているので、満腹感が得られやすく、糖質制限中の強い味方です。

えのきだけやしいたけ、しめじ、まいたけ、エリンギなど食感もいいので、料理するときにアクセントにもなる食材ですね。佃煮になっている加工品は砂糖が使われているものが多いので、生もしくは乾燥きのこを使いましょう。(※6)

糖質を制限するときの注意点って?

糖質制限の注意点

  1. 極度の糖質制限はNG
  2. バランスのいい食事を心がける

極度の糖質制限はNG

糖質制限は、炭水化物や甘いものを避けるダイエット法。糖質量を一日50g以下に制限すると、蓄えられた脂肪からエネルギー源を作り出し、やせやすくなると言われています。

ですが、糖質は体を動かすエネルギーになる栄養素です。減らしすぎて不足すると、集中力がなくなったり、疲れやすくなったりするおそれも。厳密に糖質制限をおこなうことで低栄養につながる場合や、リバウンドの原因にもなりうるため注意しましょう。(※6,7)
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