ライター : 白江 和子

管理栄養士 / webライター

夏は、痩せにくいってほんと?

夏は、冬より痩せにくいと言われています。夏は、冬のように体温を保つために体内でエネルギーを燃やさなくていいので、基礎代謝が冬に比べて低いからだそう。(※7) 一方夏は、暑さのせいで食欲が落ち夏バテや夏痩せするかたも多いのではないでしょうか?このような痩せ方は、体調を崩すもとなので避けたいもの。そこで今回は、夏バテ、夏太りしないためにバランスが取れた一週間の献立をご提案します。元気に夏を乗り切ってくださいね。

月曜日「つるつる食べやすい麺メニュー」

メイン「冷やし坦々そうめん」

Photo by macaroni

月曜日のメインは、夏にぴったりの冷やし坦々そうめんです。豆乳や白練りごまで作ったつゆに、肉味噌が入り食べ応えも充分。肉味噌は、焼き肉のたれを使ってレンジで簡単に作れるのもうれしいポイントです。 そうめんなどの麺類は、栄養が偏りがちに。肉や野菜を合わせて、バランス良く食べるようにしてくださいね。

副菜「きゅうりの辛子醤油漬け」

Photo by macaroni

こっくり味のメインには、きゅうりの辛子醤油漬けがおすすめ。ピリッとしたからし醤油が、お口直しにぴったりです。 きゅうりは、野菜の中でもカロリーが低めで、100gあたり14kcal。調味料も塩、醤油、からしだけのシンプルな味付けで、ダイエット中でも安心して食べられます。(※1)

火曜日「夏にうれしいさっぱりメニュー」

メイン「水晶鶏となすのねぎだくだれ」

Photo by macaroni

火曜日のメインは、水晶鶏となすのねぎだくだれをどうぞ。名前も見た目も涼やかなひと品です。ヘルシーな鶏むね肉と今が旬のなすを、片栗粉でまぶしてゆでました。つるんとした口当たりとねぎだくだれがたまりません。 鶏むね肉に含まれるイミダペプチドは、強い抗酸化力があり、疲労回復に効果があると言われています。ダイエットだけではなく、夏バテ予防にも欠かせない食材です。(※2)

副菜「たたききゅうりの梅みそみょうが和え」

Photo by macaroni

たたいたきゅうりとみようがに、梅肉を加えたお手軽レシピです。梅がさっぱりしていて、食欲がない時にもぴったり。火をまったく使わないので、暑い夏も楽々調理できますね。 きゅうりとみょうがには、カリウムが多く含まれているので、むくみ対策に効果的です。(※1,3)

水曜日「ビタミンたっぷり夏野菜メニュー」

メイン「ゴーヤチャンプルー」

Photo by macaroni

夏野菜の代表格ゴーヤを使ったゴーヤチャンプルーです。豚肉やごま油で焼き付けた豆腐や卵も入っていてボリューム満点。 ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強いのが特徴。生で76mg、油いためで75mgと、ほとんど失われることがありません。(※すべて100gあたりの値) ビタミンCには、抗酸化作用のほか体内でのコラーゲン生成や鉄分の吸収を高める働きがあります。健康美を保つのに不可欠な栄養素ですね。(※1,4)

編集部のおすすめ