ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

業務スーパーの最新トレンド

海外の珍しい食材や、便利な半調理製品がそろった業務スーパー。頻繁に通っていても意外と見逃していたり、いつの間にか新商品が登場していたりするんですよね。 今回は、業務スーパーで見つけた最新便利&使えるアイテムを7品セレクト。夏に食べたくなるあのフルーツや、アウトドアで使える輸入スパイスまで幅広くご紹介します。

1. レンジで蒸したて「小麦中華パン」

Photo by muccinpurin

「中華小麦パン」¥199 (税込)
中国北部でごはんの代わりに主食として食べられている「中華小麦パン」。真っ白な見た目からしてパンのイメージとはかけ離れたパンは、どちらかというと中華まんの皮に近いイメージ。 こねたり発酵させたりする手間もなく、蒸し器やレンジで蒸すだけで手軽に本格的な味が楽しめます。

Photo by muccinpurin

現地では味の濃いおかずに付けて食べるのが定番。エビチリや角煮の煮汁に浸して食べれば、小麦の香りと甘みが口いっぱいに広がります。 おすすめは凍ったまま揚げた、中華風揚げパンのアレンジ。こんがりと香ばしく揚げたところに練乳やはちみつをかけて召し上がれ♪

2. トースター5分で揚げたて「冷凍チュロス」

Photo by muccinpurin

「チュロス」248円(税込)
スティック状で食べやすく、持ち運びにも便利なことから街歩きやテーマパークでの人気が高いチュロス。業務スーパーには生の生地を冷凍した「チューロス」と、今回ご紹介する揚げたものを冷凍した「冷凍チュロス」が存在します。 揚げてこそおいしいチュロスですが、おやつのために揚げ物をするのはちょっと面倒。その点、業務スーパーのチュロスは、なんとトースターで5分温めるだけで揚げたてが味わえるんです。

Photo by muccinpurin

凍ったままのチュロスを予熱したトースターで焼くこと7分。トースターを開けた瞬間漂う揚げたての香りは、お店で味わうチュロスそのもの。熱いうちにシナモンシュガーをまぶせば完璧です! トースターの火力によって7分では焼きすぎなこともあるようなので、焼き加減は多少調整してくださいね。 生地そのものは砂糖が控えめなので、本場スペインで食べられるようにホットチョコレートに浸しても甘すぎずおいしく食べられそうです。

3. マーラーの申し子「生七味」

Photo by muccinpurin

「生七味」178円(税別)
依然続くマーラーブームに新しい風を吹き込む調味料が、泣く子も黙る「生七味」。 花椒のシビれる辛さと唐辛子のホットな辛さがダブルで味わえる、夏にぴったりな調味料なんです。見た目は豆板醤のようですが、どこかでかいだことがあるさわやかな香りが……。 実は業務スーパーの生七味には、柚子粉と陳皮(乾燥させたミカンの皮)が入っているので、辛さのあとにさわやかさを感じる、バランスの取れた味わいなんです。

Photo by muccinpurin

そのままでは相当辛いので、みそや砂糖と混ぜておにぎりに。唐辛子と花椒のシビれる辛さを甘く見て入れすぎると、唇がヒリヒリしてくるので入れる量は慎重に決めてくださいね。 表面を香ばしく炙れば、パンチの効いた絶品焼きおにぎりに。お茶をかけてほぐしながらお茶漬けにしてもおいしく食べられそうです。

4. ワンコインで本格味!「ケイジャンスパイス」

Photo by muccinpurin

「ケイジャンスパイス」98円(税別)
各国の珍しい調味料に出会えるのも、業務スーパーの楽しみ。塩コショウの棚の近くで見つけた「ケイジャンスパイス」もそのひとつ。 アメリカ南部のケイジャン料理には欠かせないスパイスをミックスした、ひと振りで本場のケイジャンチキンが作れる魔法のようなスパイスなんです。しかもワンコインとかなりお手頃プライスで、数種類のスパイスを買いそろえる必要もありません。

Photo by muccinpurin

鶏むね肉の表面にフォークで穴を開け、ケイジャンスパイスを擦り込みます。1枚につき大さじ1杯が目安ですが、お好みで調整してくださいね。ジッパー付きの袋に入れて1時間以上寝かせて味をないませたら、オーブンで香ばしく焼いて完成! 本来ならすりおろしたにんにくを使ったり、たくさんのスパイスを調合したりと手間がかかりますが、これ一本で完結するのがなによりもシンプル!スパイシーな味付けは、お酒のつまみにぴったりです。 これからの季節は、アウトドアやキャンプでも活躍しそうなケイジャンスパイス。お肉だけでなく、フライドポテトや炒めものの味付けにも幅広く使えそうです。

5. いつでも食べごろ!「冷凍マンゴー」

Photo by akiharahetta

312円(税抜)
日本ではまだまだ手に入りにくいマンゴー。夏になると輸入物がスーパーに並びますが、食べごろを見極めるのは至難の業。それでも暑い夏は、南国フルーツが恋しくなりますよね。 業務スーパーで扱っている「冷凍マンゴー」は、ベトナム産のものを完熟させてから加工、冷凍しています。

Photo by akiharahetta

サイコロ状にカットされているので、皮や種を取る手間もなく、冷凍庫から出してそのまま食べることもできます。 やはり完熟のマンゴーはジューシーで甘く、凍ったままでもアイスのようでとってもおいしいんです。解凍しすぎると水っぽさが出てしまうので、くれぐれも溶かしすぎには注意ですよ!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ