ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

舞茸天ぷらの基本レシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10
かぼちゃや、さつまいも、えびなどは天ぷらにしてもサクサクなのに、玉ねぎや舞茸など水分が多い食材は時間が経つとベッチャリ……そんな経験をしたことはありませんか。

お店でいただくようなサクサクの天ぷらにするには、揚げ時間と薄力粉の使い方がポイントなんです。詳しい作り方をご紹介するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(4人分)

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サクッと揚げるコツ

  1. 軽い衣にするには、衣液が冷たいことが重要。そして衣液は薄力粉を入れたら混ぜすぎないことです。少し粉が浮いて残るくらいで問題ありません。混ぜすぎるとネットリとした重い衣になってしまいます。
  2. 薄力粉を薄く二度付けし、そして5分ほどじっくり揚げて水分を飛ばすことで、冷めてもサックリとした歯ごたえの天ぷらになりますよ。

作り方

1.舞茸の石付きを切る

舞茸の石付きを切る様子

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舞茸は石付きを取り除きます。

2.キッチンペーパーで拭く

舞茸をキッチンペーパーで拭く様子

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汚れた部分があれば、キッチンペーパーをぬらし軽くふきます。水につけて洗ってしまうと水分が多すぎてうまく揚がりません。

3.舞茸を手で割く

舞茸を分ける様子

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舞茸はひと塊を大きく4つくらいに分けます。

4.舞茸に薄力粉をまぶす

舞茸に薄力粉をまぶしたもの

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舞茸に分量外の薄力粉を薄くまぶします。ここで、薄力粉をまぶすことで衣との接着剤ような役割となり衣がはがれにくくなります。

5.衣を作る

ボウルに卵と炭酸水を入れて混ぜる様子

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衣を作ります。ボウルに卵と炭酸水の半分を入れてよく混ぜ合わせます。
衣を混ぜる様子

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卵をしっかり溶いたら、薄力粉、ベーキングパウダー、残りの炭酸水を入れてさっくり混ぜ合わせます。

6.舞茸に衣をつける

薄力粉をまぶした舞茸を衣液にくぐらせる様子

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舞茸を5の衣液にくぐらせます。
衣をつけた舞茸に薄力粉をまぶしたもの

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さらに、分量外の薄力粉を軽くまぶします。

7.揚げる

舞茸天ぷらを揚げる様子

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180℃の揚げ油に入れて5分程度しっかり揚げます。
舞茸天ぷらを裏返す様子

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途中裏返します。

8.網に取り出す

網に取り出した舞茸天ぷら

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網に取り出し、油切りをしたら完成です。

9.できあがり

皿に盛られた舞茸天ぷら、カットしたレモン

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塩や天つゆ、レモン果汁(分量外)などをふっていただきましょう。冷めてもサックサクです♪

衣を変えて!舞茸天ぷらの人気アレンジ3選

1. 衣は卵なしで簡単。舞茸のさくさく天ぷら

衣は小麦粉と冷水のみと、とてもシンプルな材料です。薄力粉をしっかりつけておくことで、サックサクの天ぷらになります。

これだけ簡単に作れるレシピなら、何かひと品足りないな……というときの副菜としてもよさそう。思い立ったらすぐに作れるので忙しい日でも大丈夫です。

2. 手作り天つゆでおいしい。卵黄入り衣の舞茸天ぷら

衣とひと口に言っても材料の配合はマチマチ。一般的に卵を加えるとふっくらと食べごたえのある天ぷらになり、なしだと軽い口当たりになります。

卵黄だけ加えると、卵入りのふっくら感とサクサク感をいいとこどりできそうですね。

3. かき揚げにしても美味。舞茸と玉ねぎのかき揚げ

舞茸は細くさいてかき揚げにしても、旨みを感じられておいしいです。舞茸のみの天ぷら同様、しっかり時間をかけて揚げるのがサクサクさせるポイントです。

ひと口食べると、きのこの旨み以外に、玉ねぎの甘み、三つ葉のいい香りが合わさり絶妙ですね。

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