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作るときのコツ
部屋の湿度に注意
パン作りに適した湿度は50%から70%、室温は20℃から25℃です。パン生地は乾燥に弱く、こねる時間が長ければどんどん乾燥していきます。部屋の湿度が低い場合は、こねるスピードを上げたり、湯気の出ているお湯をボウルやヤカンに入れて、こねている近くに置くなどしてみましょう。
また、発酵工程でベストな湿度は70%から75%。オーブンにスチーム発酵機能があれば、活用しましょう。なければ、オーブンにお湯の入ったコップを入れるのがおすすめです。
生地をしっかりこねる
生地をしっかりこねることで、ふんわり、もっちりとしたパンに焼き上がります。最初はこね完了の見きわめがむずかしいですが、生地を少しちぎってみて、両手で伸ばしてみてください。指が透けるくらい薄く伸びれば十分こねられています。
生地がすぐにブチッと切れたり、伸びない場合は、もう少しこねてみましょう。こねる時間は、こね方やこねるスピードによって違います。生地の状態を見て、こね上がりを見きわめてください。
切り込みを入れたらすぐに焼く
最終発酵が終わった生地に、切り込みを入れたらすぐにオーブンで焼くのも重要です。切り込みを入れたまま、生地を放置しているとガスが逃げて、焼いてもうまく膨らまなくなります。最終発酵が終わったらすぐに、オーブンを予熱し、予熱が終わる直前で切り込みを入れてください。
全粒粉で作るパンのアレンジレシピ5選
1. 雑穀パン
全粒粉と雑穀入りの、パウンド型で焼く食パン風レシピです。分割せず、ひとつの塊のまま焼く「ワンローフ型」のため、成形も簡単です。雑穀の食感と、全粒粉の深い味わいが印象的。スライスして、トーストすると香ばしさがアップします。
2. カンパーニュ
カンパーニュは、ヨーロッパの田舎風パンのこと。食事といっしょに食べるパンとして、根強い人気があります。こちらのレシピでは、発酵カゴ不使用。ボウルで休ませた形のまま焼き上げます。噛むごとに全粒粉のうまみを味わえます。
3. ウォールナッツブレッド
2枚の天板で挟むように焼き上げるパンは、焼き目の香ばしさが魅力です。クルミをたっぷり入れた生地で、クリームチーズを包んで焼き上げます。割ったときに、全粒粉の香りと、濃厚なクリームチーズが現れます。
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