ゆでてから保存する方法も!

夏場は火を使うのが面倒なので、すぐに食べられるようにゆで置き保存できるのかが気になりますよね。乾麺タイプは2〜3年保存できますが、冷蔵・冷凍問わず、ゆでると急激に賞味期限が短くなります。 来シーズンまで残しておきたいものは乾麺の状態で保存、翌日や翌週の分を作り置きしたい場合はゆで置き保存を取り入れるなどして、うまく使い分けすることが大切です。

冷蔵保存する場合

Photo by 稲吉永恵

ゆでたそうめんは冷蔵保存で2〜3日の賞味期限となります。時間が経つとのびる、コシがなくなる、パサつくなどのデメリットがあるので、おいしさを重視するなら当日食べきるのをおすすめします。

どうしても冷蔵保存したい場合は、少し固めにゆでたあとぬめりを取りしっかりと水気を切って1食分ずつラップに包み、さらに密封袋か保存容器に入れて保管しましょう。麺同士がくっついてしまうので、軽く水でほぐすと食べやすくなります。

冷凍保存する場合

Photo by 稲吉永恵

ゆでたそうめんは冷凍保存で2〜3週間の賞味期限となります。水気を切って粗熱をとったら1食分ずつ分けて、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保管しましょう。 この時、最初はフワッとさせた状態で冷凍→凍ったら空気を抜いて冷凍という2段階で凍らせるのがポイントです。最初から空気を抜くと麺同士が固まって凍ってしまい、ほぐしづらくなってしまいます。

ゆでたそうめんをおいしく保存するのコツ

  1. ゆで時間を短めにする
  2. しっかり水気を切る
  3. 食べる分量ずつラップで包む

解凍方法

冷凍したそうめんはさっと湯がいて解凍します。電子レンジや自然解凍でもOKですが、ボソボソとした食感になってしまうのでおすすめしません。もし解凍後食感が悪くなってしまったそうめんは、炒め物や揚げ物にするとおいしく食べられますよ♪

食べられないそうめんの見分け方は?

基本的にはパッケージの賞味期限を参考にするのがおすすめですが、密封袋や保存容器にうつして分からなくなってしまうこともありますよね。そんな時は「見た目・香り・味」の3つのポイントで判断します。 見た目のチェックポイントは、カビが生えていないか、虫が付いていないか、色が大きく変化していないか。香りはほかの食品のにおいが強くするようであれば食べるのを控えましょう。この2つをクリアしても心配な場合は、少量をゆでてみて試食し、おいしいかどうかを判断するのがおすすめです。

そうめんの保存方法はこれで完璧!

一般的な食材は冷蔵や冷凍で日持ちすることが多いですが、乾麺タイプのそうめんはそのままの方が日持ちするというのが最大のポイントです。 一番おいしいのはゆでたてですが、余ってしまった時は冷蔵や冷凍保存を取り入れて無駄なく消費したいですね。炒めたり揚げたりいろいろな調理法を取り入れて、余ったそうめんをおいしく楽しみましょう。

編集部のおすすめ