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チンゲン菜の仲間「パクチョイ」とは?
パクチョイとはアブラナ科の葉物野菜で、標準和名で「たいさい(体菜)」と呼ばれるチンゲン菜の仲間。一般的に、葉柄である軸が青いものをチンゲン菜、白いものをパクチョイと呼びます。これは日中国交正常化以降に、農林水産省によって統一された名称。
どちらも、同じ時期に中国から伝わった野菜ですが、軸が青っぽいチンゲン菜のほうが、栄養豊富に見えて人気があります。一方、軸が白いパクチョイはこれといった特徴がないため、チンゲン菜の陰に隠れてしまったのが実状です。
色の違い以外、パクチョイとチンゲン菜の見た目と味わいはほぼ同じ。軸のシャキシャキした食感と、クセのない淡白な味わいで使いやすい野菜と評判です。
どちらも、同じ時期に中国から伝わった野菜ですが、軸が青っぽいチンゲン菜のほうが、栄養豊富に見えて人気があります。一方、軸が白いパクチョイはこれといった特徴がないため、チンゲン菜の陰に隠れてしまったのが実状です。
色の違い以外、パクチョイとチンゲン菜の見た目と味わいはほぼ同じ。軸のシャキシャキした食感と、クセのない淡白な味わいで使いやすい野菜と評判です。
パクチョイのおもな産地と旬
パクチョイのネーミングは、白菜という漢字の中国語読みです。これでは普通の白菜とまぎらわしいことから、「広東白菜」や「白梗菜」の漢字が当てられたとのこと。
国内でのおもな産地は埼玉県で、全国シェアの約7割を占めるそうです。例年5月から収穫がはじまり、旬の時期は初夏から晩秋にかけて。とくに晩秋が甘味が一段と増して、もっともおいしい時期とされます。
国内でのおもな産地は埼玉県で、全国シェアの約7割を占めるそうです。例年5月から収穫がはじまり、旬の時期は初夏から晩秋にかけて。とくに晩秋が甘味が一段と増して、もっともおいしい時期とされます。
パクチョイの保存方法
パクチョイをはじめとした野菜は、新鮮なうちに食べたいもの。しかしどうしても残る場合、パクチョイは冷蔵保存することができます。ポイントは、乾燥させないようにすること。濡れた新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。
下ゆですると冷凍保存も可能
パクチョイは、下ゆですると冷凍保存することができます。塩分濃度2%ほどの熱湯に根元を10~15秒ほど浸けてから、葉全体を10秒ほど浸したらOK。冷水にとって水気をよく絞り、小分けしてラップしたのちに保存袋で密閉し、冷凍庫に入れたら完了です。
パクチョイの保存法はチンゲン菜と同じ▼
食べ方いろいろ。パクチョイの活用レシピ3選
1. パクチョイと生かきの玄米クリーミーリゾット
海のミルクと呼ばれるプリプリの生かきとパクチョイ、赤玉ねぎ、セロリを具材にする、クリーミーなリゾットの作り方です。濃厚な磯の風味と旨味、シャキシャキした食感、甘味が渾然一体となった大人の味わいが絶品。赤玉ねぎと玄米がなければ、普通のもので代用しても問題ありません。
2. パクチョイの中華風ピリ辛にんにく炒め
シンプルだからこそおいしい、パクチョイだけで作る中華炒めのレシピ。パクチョイそのもののおいしさを味わうことができます。軸の根元は肉厚なので、先に炒めるのがポイント。葉の部分は、余熱で火を通すくらいで十分です。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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