3. 新子とわかめの酢の物

新子といえば、関東ではこはだの稚魚を指すのに対して、関西ではいかなごの稚魚を指すネーミング。早春に漁が解禁され、釜揚げされたものが春の短い期間だけスーパーに並びます。

そんな新子とゆでたわかめで作る、酢の物のレシピ。二杯酢で和えますが、稚魚といっても丸ごとなので、酢の割合を多めにするほうが生臭さが抑えられ、よりおいしいです。

4. 生かきのみぞれ二杯酢

貝類には甘味のある三杯酢よりも、すっきりした味わいの二杯酢のほうが適しています。生食用の生かきを食べるときも同じで、甘味のない二杯酢がベストマッチ。

合わせ酢に昆布だしを加えて旨味をプラスし、冷たくした大根おろしと和えるレシピです。磯の香りとミルキーで濃厚な旨味を持つ生かきが、一段とおいしく感じられます。

5. 二杯酢で食べるキャベツともやしのお好み焼き風

キャベツ千切りともやしだけを具材にする、シンプルなお好み焼きです。野菜を卵と小麦粉、和風だしの生地で焼く料理は、ボリュームがあって食べごたえ満点。二杯酢をつけてさっぱりといただきます。ハムやベーコン、豚こま肉などを加えると、さらにおいしさがアップして、満足感も十分ですよ。

二杯酢でさっぱりした味わいの料理を♪

二杯酢は、三杯酢よりもきりっとしたさっぱり味が特徴です。甘味がないので、どちらかというと大人に好まれる味わい。お酒によく合うため、とくに男性に喜んでもらえるはずです。

しょうゆと酢を混ぜるだけで簡単に作れる二杯酢は、シンプルな風味ながらも、酢の物や和え物の調味にぴったり。いつも甘めの味付けに慣れている人も、たまにはすっきりした味で料理を楽しむのも良いですよ。三杯酢と上手に使い分けて、料理のレパートリーを増やしてみてください。

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