丸ごとしいたけを天日干しでしっかりと乾燥させる場合は、天気のよいときには4日ほど、曇り空が多いときには1週間ほど干します。

スライスしたしいたけの場合は薄さにもよりますが、2〜4日で水分が抜けます。季節や天気によって気温や湿度も違いますので、触ったときにカサカサとして軽く、乾燥しているようならできあがりです。

手作り干ししいたけの保存方法と日持ち

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完全に水分が飛んだ干ししいたけは密封袋などに入れ、2ヵ月ほど保存ができます。お菓子などに入っている乾燥材なども一緒に入れておくとよいですよ。

半生に仕上げた干ししいたけは、水分が残っているので冷蔵庫で保存します。なるべく空気に触れないよう、こちらも密封袋に入れて保存します。

オーブンを使って干ししいたけを作る場合は、スライスがおすすめです。2〜4mmにスライスしたしいたけを、クッキングシートを敷いた天板にくっつかないように並べます。150℃に温めたオーブンで15分程焼きます。まだ湿っぽいときは焦げないように、少しずつ時間を追加します。

スライスが薄ければ薄いほど早く乾燥するので、ムラにならないよう、同じ幅でスライスすることが大切です。

干ししいたけの戻し方と使い方

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干ししいたけを戻すときはできれば時間をかけてじっくり戻すと、しいたけの味を損なわずに、より味わい深いおいしい出汁が取れます。

しいたけが浸かるくらいの冷水に浸したら、ひと晩以上かけて戻します。できれば冷蔵庫でじっくり戻すことがおすすめです。

浮いてきても、水分が染み渡ることで、しっかりと全体がやわらかくなるので、じっくりと戻してくださいね。

しいたけは干せば一石二鳥♪

しいたけにはビタミンDを中心とした栄養がたっぷり含まれています。そのしいたけを天日干しするだけで、栄養価が上がり、旨みやコクもアップするので、まさに一石二鳥にも三鳥にもなります。

また完全に乾燥させていれば、常温で長期保存できるので、いざという時にも便利ですよね。とにかくいいことずくめの干ししいたけは、手作りすればグッと節約にもなります。

しいたけだけでなく、えのきやしめじ、エリンギなどさまざまなキノコ類でも作れるので、ぜひ試してくださいね。