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お赤飯弁当
「誕生日や記念日は、お赤飯で祝います。これは、結婚記念日のお弁当です。朝は忘れていたとしても、お弁当箱を開けてお赤飯を見たら『あれ?今日は何の日だったかな?』と思い出すことになり、帰りにお花やケーキを抱えて帰ってきてくれるのです」
頼れるレギュラー選手たち
ーーお弁当づくりに欠かせない、定番のおかずを3つあげるとしたら?
大分名物“鶏めし”
「鶏ももと牛蒡を、油と少量のニンニクで炒めて甘辛く煮ます。炊きたてごはん(水の量を少しだけ抑えたほうが◎)に混ぜるだけ。冷めてもおいしいのでお弁当には最適です。私はいつも、夜のうちに具を煮ておきます」
卵焼き
「卵焼きはいろいろ試してみました。砂糖の量は食べる人の好みで調整しますが、ほかに塩と濃口醤油、最後に必ず水を入れます。冷めても口当たりがやわらかくなる気がしますし、焼いているときのお醤油の香ばしさが卵の臭みを消してくれるような気がして最近気に入ってます」
天むす
「これもいろいろ試してきました(笑)。食べやすさを重視して、海老の尻尾を取って天ぷらにします。手塩の上にごはん半量を平たく敷き、大葉と醤油をまぶした鰹節を広げ、海老天をおいたら、残りのごはんをのせて軽く握り焼き海苔を巻きつけます。
『大葉は必須!醤油鰹節を広げる!』が私なりのささやかなポイントです」
「お弁当」をもっと楽しく
ーーお弁当づくりが苦手な方に、どうしたらお弁当づくりが楽しくなるか、アドバイスをお願いします。
「お弁当を“食べること”も私の楽しみのひとつなので、たまに置き弁を作ります。自分で食べてみると成功と失敗がよくわかります。たまにレシピを聞いてくる娘に、私はうまく答えることができません(笑)。
『自分で味見しながら自分の好きな味にすればいい』が口癖になりました。無理せず、気持ちだけてんこ盛りにすればおいしいお弁当ができるはずです」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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