ライター : ☆ゴン

エンサイ(空芯菜)とはどんな野菜?

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中華料理によく使われるエンサイは、茎の中が空洞であることから、中国語で空芯菜(くうしんさい)と書きます。東南アジアが原産地とされる、ヒルガオ科サツマイモ属の葉野菜です。日本に伝わった時期は不明ながら、沖縄では古くから自生し、栽培されてきた野菜。

旬は、7月~9月のもっとも暑い夏の時期です。茎のシャキシャキした食感とクセのない味わいが評判で、定番の炒め物から煮物やおひたしまで、幅広い料理に利用されます。

【和風】エンサイのおすすめレシピ5選

1. 小鉢料理におすすめ。エンサイと油揚げの煮びたし

鍋でさっと煮るだけで、簡単に作れるエンサイの煮びたし。だしを効かせた薄口しょうゆつゆと油揚げのコクが、エンサイの茎の中まで入って、味がよく染みこみます。ごはんの副菜や箸休めのほか、作り置きにも重宝するひと品です。

2. 温サラダ風。エンサイの和風ドレッシング炒め

適当な大きさに切ったエンサイを炒めて、和風ドレッシングと塩こしょうで味付けするだけのシンプルな作り方。短時間で炒めるため、エンサイ独特のシャキシャキ食感があっておいしいですよ。温かいサラダ感覚で食べられます。

3. まろやか。エンサイとにんじんの和風ごまマヨ和え

さっと塩ゆでしたエンサイとにんじんを、マヨネーズや練り白ごま、和がらしなどで味付けするレシピ。少し加熱したエンサイの和え物は、葉に粘り気があって、炒め物とはまた違う食感を楽しむことができます。からしのピリッとした辛さが良いアクセントです。

4. かつおぶしをトッピング。エンサイの炒めもの

エンサイを油で炒めるだけの簡単なレシピです。エンサイの炒め物といえば中華味がポピュラーですが、こちらは塩としょうゆで味付けする和風味。最後にかけるかつおぶしの旨味が際立つひと品です。葉の粘り気と茎のシャキシャキ食感がたまりません。

5. 汁物にもよく合う。エンサイと油揚げのみそ汁

エンサイは、みそ汁の具材にしてもおいしい野菜。エンサイ自体に強い風味がなく、クセがないためほかの食材の味わいを邪魔しません。さらに油揚げを加えることで、コクと旨味をプラス。意外なおいしさにきっと驚くはずです。

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