目次
ワラビのアク抜きの仕方
ワラビはそのままで食べることはできず、必ずアク抜きをする必要があります。また、採ってから時間が経つと硬くなってしまうので、採った日もしくは購入したら、その日のうちにアク抜きをするようにしましょう。
【手順】
1. ワラビを流水で洗います。
2. 根本の硬い部分を3cmから5cmほど切り落とします。
3. 大きめの鍋にお湯をたっぷり沸かし、湯量の1%弱の重曹を加えます。
4. 一旦火を止めて、お湯を冷まします。(沸騰状態は避けましょう)
5. ワラビを全体がお湯に漬かるように入れ、落し蓋をします。
6. そのまま半日もしくはひと晩寝かします。
※寝かしている間は、時々やわらかさを確認するのがおすすめです。
7. 好みのやわらかさになれば、アク抜きは完了です。流水で洗い、そのまま使うことができますよ。
アク抜きの判断の仕方
ワラビのアク抜きがうまくできたか否かの判断は、少し食べてみてえぐみがあるかどうかを確認します。また、切り口の“ぬめり”を確認するのがいいですよ。トロッとした粘りがあれば上手にアク抜きができている証拠。
トロンとやわらかくなり過ぎて溶けてしまう場合もあり、これは食感がよくありません。おいしくいただくには食感も重要なポイントです。よく処理ができたわらびは、噛むとサクッとした歯切れのいい食感があります。
ワラビの煮物レシピ4選
1. ワラビと厚揚げの炊いたん
ワラビが扱えるようになれば、お料理の幅がぐんと広がります。少し手間のかかる食材だけに、こなれた感もありますよね。まずはシンプルな厚揚げ豆腐との炊き合わせをご紹介します。お出汁の染み込んだ厚揚げの旨みはもちろん、油の染み出したお出汁も抜群のおいしさです。ワラビのほろ苦さがいいアクセントになります。
2. ワラビの卵とじ
こちらはワラビの煮物を卵とじにしたひと品です。だしと醤油、みりんの煮汁に、ふんわりと卵が絡んで、ほっこりとやさしい味わいが楽しめますよ。お子さんも食べやすい、ワラビ料理です。
3. ワラビの佃煮
こちらは、ごはんとの相性がいい佃煮のレシピです。作り置きにもぴったり◎献立の副菜やお弁当の隙間にも使えるお料理ですよ。しっかりとした旨みのあるお味なので、日本酒のアテとしてもおすすめです。
4. 彩り筍そぼろ煮
続いては、そぼろと合わせてボリュームたっぷりでいただくひと品。合い挽き肉の脂が回ってワラビもこっくりとした味わいに◎そぼろにはにんじんが入るので彩りがよく、丼にしてもよさそうですよ。そぼろ、たけのこ、ワラビ、それぞれの食感の違いも楽しめます。
山菜の人気ランキング