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本場の真っ赤なチャーシューを再現!
中国や台湾を旅した方なら一度は目にしたことがある、真っ赤なチャーシュー。目にも鮮やかなこのチャーシューは、日本では中華街でもよく見かけますよね。
八角の香りと独特の甘さが印象的なチャーシュー。あの甘さと香り、ジューシーさに虜になる人もきっと多いはず。筆者もその味にハマったひとりです。
台湾で仕入れてきた、チャーシューに欠かせない調味料「紅麹」を使って、本場のチャーシューを再現してみました。
真っ赤な色の正体は…!?
「紅麹」はその名の通り、米などの麹に「紅麹菌」と呼ばれる菌を増殖させて作った麹で、中国のお酒・老酒(ラオチュウ)の原料にもなっています。
麹菌は「黒麹」「黄麹」「紅麹」といくつかの種類があり、そのひとつが紅麹。ちなみに黒麹は泡盛の原料になり、黄麹は味噌や醤油、日本酒や甘酒の原料になっています。
こちらの「紅槽(ホンツアオ)」はその紅麹に、米と糖分を入れてひと月ほど発酵させた調味料。日本では手に入りにくいので台湾で購入してきました。台湾ではどこのスーパーでも置かれていますよ。
もともとは紅槽を使って作られていたようですが、現在は食紅を使って色だけを付けているお店も多いんだとか。
今回は本場の味を目指すべく、紅槽を使ったチャーシューにチャレンジします。
本気のチャーシューの作り方
じっくりと調味料に漬け込みたいので、食べる前日から準備しましょう!
材料
・豚バラブロック……500g程度
☆紅槽……大さじ3杯
☆しょうゆ……大さじ2杯
☆みりん……大さじ2杯
☆砂糖……大さじ4杯
☆五香粉……お好みで
塩こしょう……適量
作り方
1. 漬けだれを作ります
☆の材料をミルにかけ、なめらかな状態にします。
ミルがなければもちろんそのままでいいですが、なめらかにすることで、紅槽の黒い粒がなくなり、見た目もきれいに仕上がります。
2. 豚肉の下ごしらえをします
豚バラ肉は両面にフォークで穴を開け、両面に塩こしょうをします。こうすることで味がしっかりと染み込みます。
ジッパー付きの袋に豚バラ肉を入れ、調味料を入れて軽く揉み込みます。空気をしっかりと抜いて冷蔵庫でひと晩寝かせましょう。
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