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たけのこはなぜアク抜きが必要?
私たちが手にする「たけのこ」には、エグみ成分が含まれています。
正確には掘ってすぐのたけのこにはほとんど含まれないのですが、時間が経つにつれて苦味やエグみが出てくるのです。それを特別なゆで方で下ごしらえし、アクを取り除く必要があるんです。
加熱することでエグみ成分ができるのを止めることができるので、とれたてのたけのこもすぐにアク抜きをしましょう!
基本は米ぬかで。たけのこのアク抜き方法
用意するもの
・たけのこ……3本(中サイズ)
・米ぬか……1カップ(200g)
・赤唐辛子……1〜2本
手順
1. たけのこの穂先を斜めに切ります。断面が広い方が火の通りが早くなるので、鋭角的にカットしましょう。
2. 皮が付いたままのたけのこに、縦半分の切れ目を入れます。根元のぶつぶつしたところも、包丁の根元でそぎ落としましょう。
3. お鍋にたけのこと米ぬか、赤唐辛子を加え、全体が浸かるくらいまで水を張りましょう。
4. お鍋を火にかけ落としぶたをしたら、強火で1時間ほどゆでます。ときどき様子を見て、吹きこぼれそうになったら軽くかき混ぜます。
5. 根元の太い部分に竹串を刺して、スッと通るようであればゆであがり。火を止めたらゆで汁につけたまま10時間以上置いておきます。
6. たけのこが冷めたら、米ぬかを水で洗い流します。切れ目を入れたところから皮をむけば、そのまま調理に使えますよ。
ポイント
ゆで終わったたけのこを水で急に冷やすのはNG!たけのこのアクはお湯の温度が下がる過程で抜けていくため、必ず放置で冷やしましょう。
皮をむくとき穂先にやわらかい皮がついていたときは、そちらも食べられますよ。
重曹やお米のとぎ汁でも!たけのこのアク抜きアイデア
重曹を使う方法
おいしく食べるためとはいえ、半日以上かかってしまうたけのこのアク抜き……。さらに時短で下ごしらえするなら、重曹を使った方法がおすすめです。
重曹を加える量は、水1Lに対して小さじ1杯(5g)程度。たけのこを事前に細かくカットしておけば、ゆで時間を45分ほどまで抑えることができます。放置せず流水で洗い流せば、そのまま料理に使えますよ。
重曹を入れすぎると風味も落ちてしまうので、分量には注意しましょう。
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