ライター : Mari

オリーブオイルソムリエ / 北海道フードマイスター

とろとろ「コーンクリームコロッケ」の基本レシピ

Photo by MARI_kitchen

コロッケやフライを作るのに比べ工程の多いクリームコロッケは未経験な方も多いかも?そんなクリームコロッケも一度作ると「また作ろう♪ 」と思えるはず。今回は、クリームタイプのコーン缶を使用した作り方とコツをご紹介します。

材料(俵型コロッケ12個分)

・コーンクリーム缶……450g ■玉ねぎ(粗みじん切り)……1玉 ■有塩バター……40g ■塩……小さじ1/2杯 ・薄力粉A……60g ・牛乳……150cc ・生クリーム……50cc ・顆粒コンソメ……小さじ1杯 ・ホワイトペッパー……少々 ・卵……1個 ・薄力粉B……適量(大さじ4杯程度) ・細引きパン粉……適量

タネの作り方

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1. 平たいバットや容器にラップを敷き、刷毛やキッチンペーパーなどで分量外のオリーブオイルを薄く塗っておきます。こうすることで、冷ましたあとに取り出しやすく作業が楽になります。

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2. 厚手のフライパンに■の材料を入れ、中火で焦がさないように注意しながら玉ねぎが透き通るまで炒めます。途中、様子を見ながら弱火に落とし、しっかりと火を通しましょう。

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3. 小麦粉を入れ、弱火で絶えずヘラを動かしながら焦がさないように炒めていきます。

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4. 途中、重さを感じますが、じっくり炒めていくと照りが出てフワッと軽くなります。これが小麦粉に火が通ったサインです。焦げそうで不安なときには、とろ火で炒めると失敗しません。

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5. コーンクリーム半量と牛乳の1/3量を入れなめらかになるように合わせて、残りの牛乳の1/2を入れ、なめらかなクリーム状になるように混ぜていきます。このとき、絶えず混ぜて合わせていくようにしましょう。

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6. 残りの牛乳とコンソメ、ホワイトペッパーを合わせてさらに混ぜます。

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7. 生クリームと残りのコーンクリームを入れて、さらに混ぜていきます。

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8. 写真のように、すくってダレない硬さになったら火を止めます。

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9. 用意しておいた1のバットに平たくのばし入れ、上からぴったりとラップをかけ粗熱が取れたら冷凍庫で40分冷やします。

成形・揚げ方

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10. 卵を溶きほぐし、薄力粉Bとパン粉をそれぞれ用意しておきます。冷やしたコーンクリームに切れ目を入れます。

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11. ひとつずつ俵型を作っていきます。ラップの端を持ち上げながら二つ折りにするイメージで、タネを取り出しましょう。取り扱いにくい場合は、様子を見ながら冷凍時間をのばしてください。ベタつく際には手に分量外の油を塗りながら作業するのもおすすめです。

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12. 小麦粉をつけて俵型を整え、卵→パン粉の順で衣をつけます。生地が冷たいうちに作業するとスムーズですよ。

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13. 分量外の揚げ油を170〜180度に熱し、転がしながら均等にきつね色になるように1〜2分揚げて完成です。短時間でカラッと揚げることで、破裂防止になります。揚げるときには2〜3個ずつ、油の温度が下がらない状態で揚げましょう。

コーンクリームコロッケを作るときのポイント

風味を左右するのはクリーム。小麦粉はしっかりと火を通してベシャメルソースを作りましょう。生地はしっかり冷やすことでとても扱いやすくなります。衣は乾燥の細引きパン粉を使用し、すべての衣付けを終えてから少し冷蔵庫で置いておくことで衣はげの心配もなくなります。

作り置きを!コーンクリームコロッケの冷凍方法

クリームコロッケを作り置きしておきたいときは、冷凍保存がおすすめです。タネを成形して衣をつけた状態(基本レシピ 工程12)でひとつひとつにラップをし、金属製のバットなどにのせて急速冷凍しましょう。この状態で、約1ヶ月ほど保存可能です。

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