ライター : ako0811

クリームコロッケの基本レシピ

Photo by ako0811

外はサクサクッ、中はとろ~り、まるでスイーツのような食感なのにしっかりとしたおかずなのが「クリームコロッケ」。昔ながらの定番おかずにファンも多いですね。でも、作るには手間がかかりそう……、クリームがダマになったり、やわらかすぎたり、何かとむずかしそう!なんて敬遠している方も多いはず。

そんな不安を一掃、失敗しないポイントをいくつかご紹介します。これを押さえれば意外と手軽に作れるんですよ。できたてアツアツはスーパーのお惣菜にはないおいしさです。

材料(4人分)

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※パン粉は目の細かいもののほうがおすすめです

作り方

1.ホワイトソースを作ります

鍋の中で小麦粉とバターを混ぜている様子

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小鍋にバターを入れ、弱火で溶かします。バターが泡立つまでしっかりと加熱したら、ふるった小麦粉を一気に加え木べらで手早く混ぜます。小麦粉をふるっておくとダマになりにくく、溶けたバターともなじみやすくなります。
小麦粉とバターが固まってきた様子

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焦がさないよう、常に混ぜながら加熱します。ここで小麦粉にしっかり火を通すことで粉っぽさがなくなり滑らかなホワイトソースになります。
フライパンのソースに牛乳を加えている様子

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牛乳を少しずつ加えて混ぜて塊をほぐし、なめらかなペースト状にしていきます。
鍋の中に生クリームを加えている様子

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最後に生クリームを加え同じように生地になじませ、塩、こしょう、コンソメ顆粒で味付けをします。

2.ホワイトソースを冷やし固めます

クリームコロッケの作り方

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容器に分量外のサラダ油を薄くぬります。粗熱が取れたホワイトソースを流しいれ、ラップをかけて冷蔵庫で30分程度寝かせましょう。

3.8等分にして成形します

冷やしたクリームを小分けにしてバットにのせた様子

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冷やし固めたホワイトースを8等分に分け、手で丸め俵型などお好きな形に成形します。 ※冷えたホワイトソースは扱いやすいですが、手に少量のサラダ油をぬって成形するとべチャッとしづらくなりますよ。

4.衣をつけます

クリームに衣をつけている様子

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成形したコロッケに薄く小麦粉をまぶし、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。衣をつけたら、はがれにくくするために冷蔵庫で10分程度寝かせましょう。
衣のついたコロッケがバットに並べられている

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冷蔵庫で寝かせることで手で持っても崩れないほどしっかり固まります。

5.180℃の油で揚げます

鍋の中でコロッケを揚げている様子

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揚げ油は低温でも高温でもコロッケの中身が爆発してしまう原因になります。180℃前後の油で2個ずつ丁寧に揚げるようにしましょう。きつね色に揚がれば完成です。

クリームコロッケを作るときのコツ

油の温度は180℃前後に

油の温度が低すぎると、揚げるまでに時間がかかってしまいます。時間がかかってしまうと衣が剥がれてせっかく作ったホワイトソースが流れでてしまうことも……。油の温度はしっかり180℃まで上げて、カラッと短時間で揚げてくださいね。

また、せっかく180℃まで上げてもクリームコロッケを同時にたくさん入れてしまうと、油の温度が下がってしまいます。鍋に入れるときは2〜3個ずつ入れるのがおすすめです。

ホワイトソースはレンジで簡単に作れる

トロッとした滑らかな口当たりの「ホワイトソース」はクリームコロッケに欠かせません。しかし鍋で作ろうと思うと意外に時間がかかってしまうのです…… そんなときはレンジを活用しましょう!鍋で作るときと同じ材料で作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

クリームコロッケは冷凍保存が正解!

クリームコロッケは作るのに時間がかかってしまうので、一度に何個か作っておいて冷凍しておくのがおすすめ。保存期間は約1ヶ月で、クリームに衣をつけた状態で1個ずつラップに包んで冷凍してください。

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