ライター : きく

ここ数年、海外を転々、旅暮らし中のフリーライター。 30代女性向けメディアを中心に活動中。

「煎り酒」とは?

今、注目を浴びている日本古来の万能調味料「煎り酒(いりざけ)」。吟醸酒に梅干しを入れて煮詰めるだけのシンプルな調味料ですが、お刺身、炒めもの、煮物、サラダなどさまざまなお料理で使うことができる万能さが魅力です。 日本で昔から作られている調味料だからこそ、どんなお料理にもマッチします。

醤油よりも歴史が長い

「煎り酒」の歴史は、まだお醤油が普及する前の室町時代にまで遡ります。お醤油が一般的に普及し始めた江戸時代中期以降は、醤油に比べて塩分が控えめで保存が効かない煎り酒はだんだんと利用されなくなりました。 また、味や香りも強くないため、だんだんとお醤油にシフトチェンジしていったと言われています。

材料

材料はとってもシンプル。お米と麹で丁寧に作られた日本酒に、昔ながらの赤紫蘇の甘くない梅干し、昆布やかつお節と言った風味を豊かにする食材を使います。 それらを煮詰めて濾すだけで完成!スーパーで購入しやすい材料ばかりで、作る上でも特にむずかしい工程があるわけではないので自分で作って見ることも可能です♪ また、煎ったお米や桜の塩漬けを使って作っても、それぞれの風味が前面に出た煎り酒を作ることができます。

味わいの特徴

煎り酒は梅干しの酸味と塩味、昆布やかつお節、日本酒のまろやかで風味豊かな味わいを持つ調味料です。お醤油ほど味や香りが濃くなく、煎り酒を使って食べる食材の旨味や風味を消すことなく、楽しむことができます。

「煎り酒」のおいしい使い方

魚との相性抜群

お魚と煎り酒の組み合わせは、煎り酒の昔ながらの定番の食べ方。かつおや白身魚や貝類、昆布しめの刺し身醤油代わりとして食べることで、お魚の旨味や脂身の甘みなどを引き立てることができると言われています。 お醤油ほど味が濃いわけではないので、お刺身の新鮮なおいしさをそのまま味わうことができます。
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